老親のデイサービス利用、皆さん、一様にご苦労されていますね。私の知る限り、最初から受け入れて通ってくれる老親はいません。
主人の両親の場合、義父は最初は拒否、今は「世話する家族の負担を
思って」と「リハビリ兼ねて」通っています。
体は衰えても理性や周りへの配慮を怠らない義父です。
義母は人から束縛されるのが大嫌い。
無理に違いないという予想通り「無理」(^^;
私の母も最初は大変でした。
愛知県の一人住まい住居と東京の私の家の行ったり来たりが
ほぼ10年。その後愛知を引き払って完全同居を始めて
一年経った頃、母の様子が変わってきたのです。
当時私は毎日10時間を超える長時間労働、海外出張も頻繁。
主人も今のようなリモートスタイルでなく、二人とも
家を空ける時間が長かった。
母はこれまでの2拠点生活で東京にも慣れているし、
自立して生活できる人、と思っていたので、
昼間の生活にまったく気をまわしていなかったのです。
一方台所を取り仕切るモラハラ系の夫、
あれこれ面倒見はいいけどときどき母に辛くあたるので
母は委縮して家の中でできることが無くなってしまいました。
そんな母、一年後、すっかり落ち着きを失くし
情緒不安定になりました。
愛知に住む叔母に久々に母を会わせようと連れて行ったときに
叔母から「母は認知症、きちんと医者に見せて手を打った方が良い」
と指摘されたのです。
それまで主人は、母が何か失敗したり、決まりを破った時には
「わがままだから、人の言うことを軽んじているから」と
母を責めていました。私もそれを完全否定が出来ませんでした。
叔母の言葉でようやく(少しは)目が覚めた私たちは
母の普段の一人の時間を見直すことを始めたのです。
長くなるので次に続けます。