現役時代の悪い思い出を吐き出したに続き

元部下の他界でさらに過去を思い出し、

お通夜への参加で会いたくない人間たちの中に

入っていくと思うとかなりの覚悟がいる私です。

 

この週末は、彼女のお通夜のあと日をはさんで

父の仲良かったピアニストの方のお別れ会

父の七回忌と葬儀関係が続きます。

 

四日間のうちの3日が葬儀でしかもどれも片道約2時間、、、、

 

私は大丈夫なのか。

 

怒涛の葬儀続きに突っ込んでいく前に義母の状態

メモ程度に書いておきます。

 

1月に会いに行ってから3週間ほど間が空いて、先日会いに行きました。

義母の体調が安定していて、去年10月の検査時に言われた

「あと1か月もつかどうか」という状態は亡くなりました。

食欲もあり、顔いろも良く、一見して病人とは思えない

元気さでした。

ホッとしたと同時に主人が酷い風邪をひいてしまい

2週間訪問を控えていたのです。

 

その間電話で義弟が「最近また弱ってきた」と主人に話したので

会うまでは心配ですが、会ってみると前回と変わりない。

今回は主人が二日前からおでんを大量に仕込み、

義実家に持っていきました。

 

おでんは本当に久しぶり。「おでん」と聞いたとたんに

義母は「うれしい~」と、本当に嬉しそうな声をあげました。

そして、食卓。義父、義母、食べる、食べる。

7,8人分くらいありそうな量を、義弟と私たち夫婦を

加えた5人でほとんど食べきってしまいました。

これ、外で食べたら何万かかるだろう、という量でした。

 

家に帰ってから主人と少し話しました。

私が「お義母さん元気だったね」というと、主人は

自分たちが行ったからじゃないか、と言いました。

主人が義弟に電話すると、後ろから

「今度はいつ来るの~」という義母の声が聞こえるそうです。

週に一度訪問看護の人が来るだけで、あとは3人だけの閉ざされた生活。

その中で、私たちが訪問することはやはり刺激と楽しみになるようです。

 

そういえば、今回私が玄関を開けて「こんにちは」と言ったら

まだ靴も脱がないうちに奥の居間から

「いらっしゃ~い」という義母の大きな声が聴こえました。

楽しみに待っててくれるんだな、とちょっとキュンとしました。

 

 

嬉しいと同時にちょっと切ないです。