嬉しい出来事です。

半年以上かかった上咽頭炎の治療、

今日卒業しました。

 

声帯の充血で2週間声が全く出なくなったのが5月。

それはおそらくコロナの初期に無理して声をだした

からだったのですが、紹介されたボイス専門クリニックの

検査で上咽頭炎があることがわかり、

Bスポット治療と呼ばれる痛~~~い💦治療を

週に一度の頻度で続けて半年余り。

 

その間、声のお仕事をされている方など

同じ治療をされている人に何人も出会い、

治療のおかげで声だけでなく体調がよくなったという人もいれば、

治療のつらさに挫折した人も。

私も、治療当初に半年目安と言われて、

もし半年通っても治らなかったら治療をやめようと

ひそかに思っていました。

今日は治療の効果を測る検査の日だったんです。

 

検査は、上咽頭の炎症具合を内視鏡で見るだけではなく、

実際に声を出して、パルスや音圧、安定度なども測ります。

治療を始める前も同様の検査をしました。

結果、半年の間に炎症はほぼ収まり、声の安定感や音域、音圧も

平均値を上回る高結果がでました。

思ってもみませんでした。

 

未だに嗄が枯れたりかすれたりするのが気になっていますが

声帯に粘液が絡まることが原因のようです。

なぜ粘液がでるのか、それは疲れや乾燥なども

関係してくるようですが、日ごろの生活で心がけるしか

無いようです。

 

上咽頭には迷走神経が集中しているので、

上咽頭の不調は不定愁訴や不眠の原因にもなるらしいです。

そういえばと気が付いたのが、最近睡眠導入剤を

やめていても眠れるようになりました。

湯たんぽを使い始めて、末端が温まるようになったかな、と

思っていたのですが、上咽頭が正常に戻ったせいかも?

良い方に考えたくなります。

 

毎回治療の後は痛みでなにもできなくなるので、

家に直行して横になるだけ。丸一日がつぶれていました。

今日は治療後に寄り道。セール中のZARAで自分に

ご褒美してしまいました。

 

たまたま主人との約束で近所の高級お寿司に行く日。

強引に、完治のお祝いとしておごってもらっちゃいました!

 

上咽頭炎とその治療については、医療業界的には

懐疑的な意見もあり、確立された分野ではありません。

私自身も途中、迷いもあったんですが、

確実に数値で喉の状態が良くなったことを確認出来て

安心しました。半年通った甲斐がありました。

 

今後は今の状態を維持していくことを頑張ります。

鼻うがいと水分補強です。

32年前にリンパ腫疑いで胃を全摘しました。

その影響で、時々低血糖になります。

 

胃は食物を時間をかけて吸収しやすい形に

変化させる場所。胃がないと食物はそのまま

十二指腸に流れ込み、吸収しようとするので

急に血糖値が上がってしまうんです。

 

低血糖になると半端ない脱力感、めまいに始まり、

のぼせて汗びっしょりになります。

意識も混濁します。

 

まず脱力感が来るので、すかさず糖分を入れ

早い段階で解消するようにしています。

私の特効薬は「ヤクルト」と「ウェハス」。

糖分の必要に加え、異様な空腹感も襲ってくるので、

この二つで長年こらえています。

 

食後だけでなく、入浴やストレスなど、血圧が

変化するタイミングでなりやすいので、予防として

入浴時にはヤクルトを湯船につかりながら飲む

(熱燗ではない)のが習慣です。

 

先日はこれまで最悪の低血糖を経験しました。

朝から外出し、なんだかんだでお昼御飯が遅くなり

食べたのが3時近く。帰宅してなんだか疲れて

昼寝をしたのでした。

 

気分の悪さに目が覚めたときにはすでに意識が混濁。

のぼせて暑いのになかなか寝間着は脱げないわ

ベッドから出るにもしばらくもがいたのちに

リビングに駆け込み、夫にヘルプを頼む。

汗びっしょりでカーペットにへたりこみ、夫が持ってきてくれた

ヤクルトとウェハスを口に。

 

そのまましばらく気を失っていました。

 

目覚めたときには体が冷えていたので、

毛布を掛けてそのままカーペットの上で眠りました。

立つこともできなかったです。

 

これが自宅で、そして主人がいたときでよかったです。

 

早いうちに対処すればここまでひどくならないのですが、

寝ている時になるという不意打ちでした。

今回の敗因は、食事の間隔をあけすぎて、

血糖値が低い状態から急激に上がったことが原因と

思われます。胃がない状態にすっかり慣れてしまって

ついつい注意を忘れがちですが、今後は気をつけようと

自分を戒めました。

大人数のパーティーから3日目、

今日もまだ何もやる気が起きず、

朝だらだらとTVで「名犬ラッシー(名犬ラッシーの勇気」

を見て涙した私です。

名犬ラッシー - Wikipedia

 

数日前、知人のご家族の訃報をSNSで知りました。

知人というのは20年ほど前に勤めていた外資系企業で

同僚だった男性Aさん。亡くなられたのはその奥様です。

Aさんは60歳前後、奥様は50代半ばと思われます。

 

Aさん、同僚だった当時は営業の管理職でした。

別部門の私と机が並びで仕事をしていました。

パワハラ社長の下で、苦労しながらもよい仕事がしたいと

助け合うこともありました。

 

その後彼は努力の末昇進し、働きながらMBAも取得し

会社のトップになり、さらに転職した企業が大成功、

一躍業界の寵児となったんです。

今となっては私には雲の上のひとです。

 

奥様は才気にあふれた女性で、自身で会社を興し

活躍されていたと思います。数度お会いしただけですが

可愛らしく活気のある方でした。

 

お子様も生まれ、誰もがうらやむ素敵なカップル、と

いうのが最後の印象で、ここ10年はAさんご夫妻とは

全く接触がなく、ニュース等でAさんの仕事ぶりを

目にする程度でした。

 

その彼の私的なニュースがまさか奥様のご逝去とは。

目を疑いました。

 

すべてが叶ったような生活を手にしながらも

一番大切なものを失うことが避けられなかった。

人生は結局プラスマイナスゼロで、プラスがあれば

マイナスがあってバランスがとれる。

そんな言葉をよく聞きます。

マイナスの時は、いつかプラスに転じると信じることで

ちょっと頑張れるけど、その逆は信じたくないです。

 

海外でも、映画の巨匠ロブ・ライナーさんがご夫婦で

息子さんに殺害された(らしい?)ことが

報道されています。偉大な監督、名画をたくさん産み

社会活動でも尊敬を集める方が。

 

幸福と不幸のあいだのバランス、本当にあるんだろうか、

 

今光り輝いている方たち、その光で私たちを

明るく照らしてくれる方たちにそのままで

いてほしい、と願わずにいられません。