皆さん、こんにちは。

近頃は、高齢化社会と環境問題がとても重要とされています。

 

大阪ガスの記事で、スペインの特養が取り組む環境問題を読みました。
あまりに衝撃を受けたので、ご紹介したいと思います。

 

立派な大型施設じゃなくても、日本の木造建築でこういう省エネな施設がたくさんできたらいいなと思います。

 

日本は化石賞をもらってしまうほど、環境問題の取り組みが遅れているようです。
 
毎日、電気、水、紙おむつなどを大量に使用する介護の世界も、もっとこの問題を重要視しなければいけないですね。
 
介護保険の書類、現場で書く報告書、本当にどうにかならないかなと常に感じます。

 

スペインの特別養護老人ホームがパッシブハウスに変身

欧州で一般的なセントラルヒーティングの冷暖房を使わない 省エネ住宅パッシブハウス。

もともとあった施設より寝室が増え、屋外とのつながりを強調された建築物となっています。

 

また、気密性に優れた木製のフレームワークも特徴的。

パーツはバルセロナで作られ、現地まで運ばれてから実際の組み立てに要した期間は、わずか1週間。

建設にかかるコストと時間を削減し、廃棄物を最小限に抑えています。

 

 

長い廊下でつながれた3つの南向きのバンドで構成されている。

 

屋根には、太陽熱パネルや太陽光発電アレイを設置。

また、ガラスは3重の断熱効果で、雨水も収集。

熱回収機能をもった換気システムも備え、最小限のエネルギーでの運営を徹底しています。

スペインでは、新型コロナウイルス感染症が猛威をふるったことで多くの高齢者が犠牲になっており、人々は今も不安を抱えながら暮らしています。

人にも環境にもやさしい特別養護老人ホームの存在は、人々を元気づけるものになると同時に、これからの建築のあり方を表しています。

 

(マイ大阪ガスのideas for good記事から引用)