◇いよいよ横穴を見に行くべく徒歩で坂道を登って行きます。
この長柄横穴群はとてもよく整備されており、綺麗に舗装された駐車場は勿論のこと、
横穴までの坂道は歩き易いよう地面を小砂利で綺麗に押し固めてあります。

◇駐車場からほんの数分、幾らも歩かない内に小さな山の横に幾つもの穴が開いているのが見えてきます。
そして穴の前の入口には、中が覗きやすいようにと、手摺り付きの階段が一つ一つの穴の前に設置されています!

これはちょっと異様な光景です。親切なのか、やり過ぎなのか…
恐らく子供が団体で見学に来た時の為のものなのでしょう。
しかし、しかしです!階段を上るまでもなく、中は真っ暗!懐中電灯も何もありません!
『もしかしたら管理棟で懐中電灯を貸してくれるのかな?』
私は階段をの上って中を覗くこともなく、
『今度来る時までとっておこう!』
万が一、中に得体の知れない邪悪な何かが居て、私が階段の一番上から、中を覗こうと首を伸ばした瞬間に・・・
なんて事あっては大変です。命があって良かった良かった。
かくして私は再び仲間とこの地を訪れ、あの忌々しい暗闇の真実に迫る事を心に誓い、この山を下りたのでした。
私は自転車に跨り駐車場を出る時に横穴群の方をチラッと振り返りました。

気が遠くなるほどの時間を経てここに存在する長柄横穴群。
私の生きて来た時間などは目盛りに表す事が出来ないほど刹那に等しい。
縄文時代後期の人の形跡がこれほどはっきりとした形と変わらない環境で残り私達が目にする事が出来るのは本当に奇跡だ。
奇跡なだけに整備の行き過ぎが目立ってしまった・・・

保存と見学のバランスは難しい。皆さんはどう感じるのだろか?
私は親指で鼻の頭をシュッと擦ると再び前を向き、勢い良くペダルを踏み込み長柄横穴群を後にしました。
-おわり -
この長柄横穴群はとてもよく整備されており、綺麗に舗装された駐車場は勿論のこと、
横穴までの坂道は歩き易いよう地面を小砂利で綺麗に押し固めてあります。

◇駐車場からほんの数分、幾らも歩かない内に小さな山の横に幾つもの穴が開いているのが見えてきます。
そして穴の前の入口には、中が覗きやすいようにと、手摺り付きの階段が一つ一つの穴の前に設置されています!

これはちょっと異様な光景です。親切なのか、やり過ぎなのか…
恐らく子供が団体で見学に来た時の為のものなのでしょう。
しかし、しかしです!階段を上るまでもなく、中は真っ暗!懐中電灯も何もありません!
『もしかしたら管理棟で懐中電灯を貸してくれるのかな?』
私は階段をの上って中を覗くこともなく、
『今度来る時までとっておこう!』
万が一、中に得体の知れない邪悪な何かが居て、私が階段の一番上から、中を覗こうと首を伸ばした瞬間に・・・
なんて事あっては大変です。命があって良かった良かった。
かくして私は再び仲間とこの地を訪れ、あの忌々しい暗闇の真実に迫る事を心に誓い、この山を下りたのでした。
私は自転車に跨り駐車場を出る時に横穴群の方をチラッと振り返りました。

気が遠くなるほどの時間を経てここに存在する長柄横穴群。
私の生きて来た時間などは目盛りに表す事が出来ないほど刹那に等しい。
縄文時代後期の人の形跡がこれほどはっきりとした形と変わらない環境で残り私達が目にする事が出来るのは本当に奇跡だ。
奇跡なだけに整備の行き過ぎが目立ってしまった・・・

保存と見学のバランスは難しい。皆さんはどう感じるのだろか?
私は親指で鼻の頭をシュッと擦ると再び前を向き、勢い良くペダルを踏み込み長柄横穴群を後にしました。
-おわり -








