今日は認知症の母の脳外科の診察日だ。

父から当たり前の様に連れて行ってくれと言われていた。

最近父にいい様に使われ続けて、今日で5日目だった。

自分でも精神的にきつくなっていると感じていた。

父は出掛ける時間よりも前に、猫を私の部屋に押し込めて来た。

でも、猫ちゃんは私が外に出れば、一緒に出たがってしまう。

猫ちゃんを部屋に入れるのが早過ぎるのだ。

前から何度も父に抗議しているのに、聞く耳を持たない。

結局外に出ようと暴れる猫ちゃんをまた部屋に押し込めて出掛けることとなった。

 

 

帰りのお迎えの依頼はなかった。

もしかしてバスで帰って来てくれるのかな~という淡い期待があった。

が、父から電話がかかって来た。

時刻は10時を少し過ぎた時間。

お迎えに行ったら、これから飯を食いに行こうと言う。

しかし、時間が早過ぎてどこも開いていないではないか!

父はそれが分かっていないのだろうか?

そして、帰りにはスーパーに寄りたいと私が言ったら、

「一体何を買うつもりなんだ?」と嫌な顔をしてくる。

それで、もう心が疲労困憊した。

スーパーに寄ってすぐ家に帰った。

流石に顎で使われるのには耐えられない。