今日は、楽しいひな祭り~~♪
去年は、私の乳ガン騒動で、書くチャンスを失っていましたが・・・
実は、今日は私達が生まれて初めて飼った犬「ジョン」の命日です。
推定16歳・・・
推定と言うのは、拾ってきた犬で、うちに来たときに獣医さんに見せたら
多分、2歳くらいだろうと言われたので・・・
ジョンは、妹が連れて帰った中型犬ですが、出会った時は
雨上がりの濡れた道路に、一点を見つめて座っていたそうです。
車が来ると轢かれてしまうので、抱っこして避難させても、
また同じところに戻って同じ所をじっと見つめるのです。
捨てていった飼い主が戻ってくるのを、じっと待っているようでした。
妹も、気になるので3時間あまり、様子を見ていましたが、飼い主は現れず・・・
とうとう決心して、連れて帰ろうとしても、動こうとしないので、
結局 家まで30分の道のりを、倍以上の時間をかけて、抱っこして帰ってきました。
それまで、犬を飼うことに大反対だった両親も、初めてジョンを見た時、
あまりの器量の悪さに「こりゃ、うちで飼ってやらんと、保健所行きじゃね」
ということで意見が一致!!
それほど、見た目はブサイクでしたが、性格はピカイチ
とても、大人しくいつも控えめで、
一歩下がって飼い主の影を踏まず・・・ってカンジの子でした。
それから14年・・・
ジョンとは、小・中・高・大・社会人と、
人生で一番多感な時期を、一緒に過ごしました。
彼女には、どれだけ慰めてもらったことでしょう!!
そして、私は直人君と結婚して、妊娠・出産・・・
どら君が生後4ヶ月を迎えようとしていた頃、実家から「急にジョンの調子が悪くなった」と電話が入りました。
すぐに、帰ろうとしたのですが
「急にどうこうと言うことはないみたいだから、もう少し様子を見よう」という事になり、不安な気持ちで、実家からの連絡を待ちました。
次の日・・・
息をすることさえ辛そうだったジョンの、どこにそんな気力が残っていたんでしょう・・・
自分の死を見せたくないという本能から、最初で最後の脱走をしてしまいました。
呼んだら、嬉しそうに走ってくる子だったのに、その時はいくら呼んでも 鳴く事もなく
決して出てきませんでした。
何時間も夢中で探して、やがて夜になり・・・
暗闇の中を懐中電灯で照らした時に、目が光ってやっと見つかり、
母達は、グチャグチャに泣きながら抱きしめたそうです。
翌朝・・・・
早朝の新幹線で里帰りするはずの私に「ジョンが亡くなった」と電話が入りました。
控えめなあの子らしい、私達の手を煩わせることのない、静かな死でした。
15年前の3月3日・・・
小さなどら君を抱いて、家に帰りついた時、ジョンはもういませんでした。
焼き場の都合で、私達が帰るまで待てなかったのです・・・
ただただ、泣いて泣いて・・・辛くて辛くて・・・
ちゃい夢を飼う事を決めたとき、母が
「ジョンを忘れたくない・・・あんな思いは2度としたくない・・・」と号泣しました。
そんな、家族の葛藤の中 やって来たちゃい夢・・・
私達の中には、犬って控えめで飼い主絶対の大人しぃ~~い
ジョンのイメージしかなかったのに、
彼女は、小さな小悪魔・・・
その、やんちゃでタカビーな姫様ぶりで、家族みんなを完全に虜にしてしまいました。
彼女のお陰で、家族は いっそう賑やかに華やかになりました。
でもね・・・みんなジョンのこと忘れてないよ。
ちゃい夢は、ジョンとあまりに違いすぎて とてもジョンの再来とは思えないけれど
家には、ちゃんとジョンを忘れないように写真も飾ってあるよ・・・
ジョン・・・控えめに、虹の橋なんかで待ってなくていいよ!
こっちに来て、ちゃい夢のタカビーな性格を叱ってやって!
そのくせ、肝心なときにヘナチョコぶりを発揮するちゃい夢を、激励してやって!
ジョン・・・忘れてないよ!! ずっとずっと、忘れないよ!!