「みんな集まってくれてありがとう。
今日は御話したいことがあります。
突然ですが、私が総理を勤めさせて
頂き、みんなに閣僚を担当して頂いて
いるこの内閣は、来年2017年6月に
終了します。
その月に埼玉スーパーアリーナで開催
されるコンサートで・・・・・・・
℃‐uteは・・・・・・・
解散します」
「！」
「・・・・・」
「これは、なっきぃ・すーちゃん・千聖・
萩ちゃんとじっくり話し合って出した
結論なの。
私となっきぃ・すずちゃん・千聖・萩ち
ゃんの五人は、ハロー！プロジェクトを
卒業します。来年冬のハロコンに、
℃‐uteは参加しません。
今まで支えてくれたことに深く感謝
します。ありがとう。みんなのサポート
は、私にとって有り難いこととして頂い
ています。
来年6月にこの内閣は総辞職になり
ますが、新しい総理がハロプロを引っ
張ります。私も全力で新総理を応援し
ます。
今日まで打ち明けることに緊張と怖さ
があったんですが、これは℃-uteにと
って、一人一人が新たな夢に向かって
旅立つ道と思って欲しいの。」
「・・・・・・」
「取材に来てくれてるまーちゃん・どぅー
ちゃんにも大感謝しています。ふたりの
キラキラ光る笑顔と会って語り合うことが、
嬉しい出来事でした。
2017年6月まで、この内閣で情熱完全燃
焼したいです。みんなにも笑顔でいて欲
しいの。
各グループのリーダーやマネージャーは、
メンバーの熱中症対策・水分補給やコン
サート・レッスンでの転倒・骨折・怪我の
防止を呼びかけ、一人一人が健康に配慮
するように語ってあげてね。これから暑さと
雨で気候の変化があるから、体調にみんな
も気をつけてね。
2017年6月まで、全員で、たのばって行きま
しょう。」
「今迄牽引してくれたことに御礼を言います。
ありがとう。質問なんだけど、後輩の人達は
聴きにくいと思うので、同期の私から一言。
新内閣への引き継ぎの時期を、舞美はいつ
頃にしたいと想定してるの？」
「そうね。完全なバトンタッチは、来年6月
の埼玉スーパーアリーナ公演になると
思うんだけど、2017年冬のハロコンは
六代目リーダーが引っ張ることになる
と思うので、新しいリーダーは、2016年
年内に決まると思います。」
「わかりました。ま、雨については、総理
が降らしてるという説もあったりするけど
ね。暑さ対策、注意を呼びかけます。」
「頼みましたよ、PM。
彩ちょ、譜久ちゃん、ももの三人は、リーダー
やプレイングマネージャーの経験が豊富な
ので、みんなを見守ってあげてね。」
「はい。」
「畏まりました。」
「みんなが居てくれることは、頼もしい
です。」
「矢島さん。℃-uteさんがハロー！に居て
下さる時期に、メジャーデビューを果たした
つばきファクトリーをご覧頂けるように、九人
で心を一つにして頑張ります。」
「うん。メジャーデビューまで、もうちょっと
の時期まで来てると思うので、この調子で
進んで欲しい。つばきちゃん九人。かわい
くって、セクシーでカッコ良いです。」
「矢島さん。こぶしファクトリーは結成の時
に『SHINES』を踊らせてもらって、矢島さん
に、メンバーに選ばれてもらったことを教え
て頂きましたね。℃-uteさんがハローに居
られる時期に、ご一緒に『SHINES』を歌い
踊らせて頂きたいです。」
「そうだったね。わたしもリーダーとしての
初仕事で、あの日は緊張したなぁ。一緒に
いつか歌いたいと語り合ったね。わたしも
こぶしファクトリーと℃‐uteで『SHINES』を
一緒に歌い踊りたいです。」
「矢島さんは、私にとって、大きな目標
です。ハロー！で五人グループと言え
ば、℃‐uteさんなので、私達が継がせて
頂いたと言って貰えるように頑張ります。」
「矢島さんの優しさと美しさ。これからもず
っと憧れです。」
「ありがとう。わたしも、J・Jファミリーの
一員だよ。」
「2011年1月2日中野サンプラザで、聖が
Q期メンバーにサプライズ発表で選んで
頂いた時に、矢島さんが『良かったね
え』と言って下さって、感激しました。
矢島さんが14年間大切にして下さった
ハロプロを大事にして、『今のハロー！も
熱いな』と思って頂けるように、聖も頑張
ります。」
「十代でリーダーになって、モーニング娘。
’15 ’16を引っ張ってくれてる譜久ちゃん
は立派な指導者。来年はモーニング娘。
さん結成20年の年だね。応援します。」
「℃‐uteさんの歌とダンスは、憧れである
と同時に動く美術と頂いています。『コン
チェルト』を拝見した感動を、わたし、美術
研究として論文を書かせて頂きたいです。
研究していることを、自分の所属するグル
ープで継がせて頂ける。これがハロー！に
いることの有難さだと思います。
アンジュルムにとって、℃‐uteさんは大切
なお姉さん。矢島さんは、一生の憧れです。」
「ありがとう。アンジュルムは年長グル
ープになるので、みんなを引っ張って
あげてね。頼みます。」
「14年来の同期としては、ピタリとひっつき
虫になってやるか！」
「きゃ。桃！やめて。私、脇の下、弱いの。
くすぐったい！」