そしてまだ夜も明けきらぬ8:30に出発。笑
このホテルの前の道路がそのまま
総統府に繋がっているんです。
前回泊まった部屋が見えました。
斜め前のリラックス5の赤丸のところです!笑
まずは総統府近くのルイーザコーヒーへ。
日本のドトール的な感じで
台湾にはこの珈琲チェーンが沢山あります。
ただルイーザコーヒーのこの店舗は
メニュー表が側面に貼られていて
指差しができず口頭になりました。
アイスコーヒー頼んだところ種類を聞かれて、種類が全く分からず。店員さんが気を利かせて何個か言ってくれたうちの聞き取れたアメリカーノにしました。
店内ですが周りの人も持ち帰りカップで用意されていました。
パニーニ。
割ってみたらチーズがたっぷりでした。
中国語力がまだまだで日本ではまず飲まないアメリカーノ(薄め)を飲みながらぼーっとしました。
朝のルイーザコーヒーは誰も喋ってない。静かで心落ち着き、今思い返してもいい時間を過ごせました。
台湾と言ったら名物の朝ごはん専門店があちこちにあり活気に溢れていますが、カフェでの静かな朝食も結構はまりそうです。
中華民国(台湾)総統府へ
そのうちに9時の見学開始時間になったので総統府に向かいました。バスの中からは見た事がありましたが、そいえば行ったことないなぁと。
なんとちょうど3日後に行われる総統交代の式典準備をしていました。
厳戒態勢でピリッとした雰囲気でした。
けれどこれはこれで貴重かもしれません。
予約した時はこの式典と日程被っていることは知らず。もし事前に知ってたら台北駅周辺、駅や交通規制などあったので避けたかもしれません。
前の広場には鳥ちゃん🕊️
館内の見学は後ろ側から入るので移動します。
ところが大行列!!
展示内容がもうすぐ変わるという情報を得て来ましたが、それが理由なのか、新総統誕生で盛り上がっているのか大行列でした。
並んでるうちに何人も諦めて列から抜けて行きました。
厳戒態勢
普段からかなり厳しいチェックがあるそうなのですが、この日はかなりピリピリしていました。
一人一人パスポートやセキュリティチェックの時間が結構かかります。ペットボトル飲み物も持ち込めますが、1口飲んで下さいと言われてました。
やっと私のパスポートチェックの順番が来た時、歩道前方からにおじいさんがコロコロコロコロトコトコトコトコと練乳と書かれた箱5、6個載せた台車を転がしながら登場しました。
その瞬間辺りは警戒モードに入り、そのおじいさんがまた見えなくなるまで、案内ストップされたりしました
パスポート回収
その後はセキュリティチェックへ。チェック(2回)の後はゲートをくぐり、その先でパスポートと引き換えに音声ガイドを借りられました。
ハサミなど危険物持ってる方は一旦回収され、出口付近の机に丁寧に置かれていて引き換えしていました。
そこで音声ガイド10:40までに返却してね~と言われました。入る頃には10時近くになってしまっていて、急いで見学しました。
日本語音声ガイドは、ガイド数が多かったり、サイ元総統からのコメントなどもあったりと力が入ってました。パスポート預けることに抵抗がない方は借りた方がいいと思います。
総統府
総統府の見学は実際の建物と共に台湾の歴史、文化、原住民について学ぶことができる施設でした。現在はPower to the peopleをテーマに作られていて、こちらがもうすぐ変わるということだと思います。
総統府とは現在は総統の執務を行う場所ですが、統治時代に土地を徴収して作られました。予定地の所有者がいましたが、話し合いが難航して徴収したそう。
最初の設計は実用面に問題があつて、競技を重ねてモリヤマ氏が書き直した5階建ての建物です。上から見ると感じの日の字(GoogleEarthで見るとよく分かります)になっていて、当時の台湾でいちばん高い建物でした。
デスク。
総統府は厳しい管理が行き届いていて、憲兵がいるというのが特徴ですが中身は大企業のようなものらしいです。台湾天下一の憲兵が365日24時間安全管理をしています。この部屋はそのスタッフさんたちの物品も飾られていました。
漢字の日の字型の建物で、円の中はそれぞれ北円、南円と呼ばれ現在は庭園になっています。昔は駐輪場や朝の体操をする運動場みたいな使い方をしていたそう。
展示もですが、建物やお庭など見るところが沢山あるので、10:40までにガイド返却するとなると時間が足りませんでした。
自由と民主主義
台湾には原住民がいます。その原住民への知識を深めることができる展示です。
各原住民のバナナの呼び方。
同じ台湾の中で暮らしていた原住民がそれぞれこれほど異なった言語や文化を持っていて興味深いですよね。
最後に郵便局とお土産屋さんがありました。
出口で音声ガイドとパスポートと引き換えて私は外に出ました。
後ろ側から見た総統府。
数々の歴史を目撃してきた総統府、これから先は何を見ていくのでしょうか。その答えが平和であってほしいですね。
私は前回買えなかった油飯を買いに再び歩き始めました。
つづく