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一期一会

愛犬 明日香の日々を綴っていきます

昨日、携帯を機種変更して

新しくなった携帯のデータをいろいろ調べてたら

以前の携帯で撮影した明日香の動画が残ってた。

明日香の動画を観たのは、明日香が旅立って以来始めて



美味しそうに犬用ケーキを食べてたり

雪の中をボール遊びを催促してほえたり…



元気いっぱいだった頃の明日香が…



懐かしい…

けど観てて辛くなった…



久々の明日香の動画を観た為か

夜、撮り貯めてたビデオ観てたら

ウトウトと寝てしまい

その間に久しぶりに夢で明日香と再会を果たした。

動画と同じように明日香は自由にはしゃいで走ってた。



夢から覚めたら切なくなった…ううっ...


去年の同日

愛犬 明日香は、とても静かに

眠るように息を引き取りました。

あれからちょうど丸1年



まだ明日香の写真を見ると辛い…

旅立ってからは、動画は一度も観てはいない


今日は、明日香を供養してもらった

ペット葬儀社にて一周忌法要を行った。

母と共に行ってきた。



明日香が旅立って一年が経過し

大分落ち着いてきたものの

罪悪感・後悔の念に駆られる



「ああしていれば良かった…」

「こうしていたら…」

「明日香は幸せであっただろうか?

他の人にもらわれていたほうが幸せであったのでは?」



等々、考えてしまう…



if(もしも)の事を考えても

過去の事を後悔しても

明日香が戻るわけでもなく

過去が変わるわけでもない

そんなあたり前のこと解っているんだけど

頭で理解してても気持ち(こころ)が理解してくれない



もしもまた明日香と再会できるなら

胸を張って会いたい

けど、こんな現状じゃ駄目だな…

明日香も会ってはくれないよね…



なかなか吹っ切れない

弱くて女々しいよなぁ…


ごめん




1月10日に明日香が旅立ち

今日でちょうど四十九日


ペットの葬儀屋さんにて四十九日法要を行った。

法要代金2,000円(CDによるお経)

お坊さんに直接お経唱えてもらう場合は

1,000円プラスの3,000円


兄と母も共に法要に参加した。

お花や愛犬の写真など

持ち込んでも良かったのを知らなかったので

お花は葬儀屋で母が購入して献花した。


焼香が終わって明日香が眠る

合同納骨の墓にお参り


四十九日経って

その間に明日香の小屋も親父の命令で壊し

その他諸々もシーツやおやつは親戚にあげて

それ以外は、ほとんど処分した

明日香の写真と以前抜けた牙だけが残った…

小屋があったスペースがなにもなくなり

広くなって寂しさを感じる…


明日香が亡くなって1・2週間ほどの間は

時々、夢に明日香が出て来てくれた事もあったが

最近は全く夢にも出てくれない…


自室の窓に映る外の風景

空き地やその奥の山が見えて

明日香との思い出がたくさん詰まった場所

見つめる度に辛く切なくなる…


この地には明日香の思い出が詰まり過ぎている…

明日香との思い出のこの地を離れ

見知らぬ土地に移り住もうと

県外の求人に応募してみたが

随分と待たされた結果、書類選考で不採用に…

なかなかままならぬものである…


県外に移ろうと思うのも

所詮、辛い事からの逃避に過ぎぬのかも…



朝、5時にいつも通り目覚ましセットして

またもやいつも通り睡魔に負けて二度寝した。

ほんの僅かな間に夢を観た。


明日香が夢に出てきた。

何故か壁から上半身だけ明日香の体が出ていた。

前足は揃えて床に着いてた。

(昨夜のナニコレ珍百景に出てきた

ショーウインドーの茶寅の猫が印象的で

それが夢に影響したのか?)

明日香の目は両目共に開いてたが

目ヤニのせいか白く濁っていた…

指で明日香に触れたら、硬直で硬い感じがしてたが

微かに反応があった。

そこで指に水をつけて口元に近付けたら指を舐めた

今度は、水が入った小さいボールを口元に近付けたら

明日香は自力で水を飲んだビックリマーク


『明日香が生き返った!!


慌てて家の誰かを呼びに行き

祖母と祖母の妹か?

誰だったか二人ともはっきりしないが

連れて来た所で夢が終わった…


凄くリアルな夢だったけど

そんな事があるわけが無いのだ…

弱まっていく心音

死後硬直で固まり出した体…

それらの感触をこの手が体が感じて覚えている!!


都合の良い夢から覚めて

明日香がもういないという現実を

改めて認識させられた…


夢で束の間の再会を果たしたのは嬉しいが

衝きつけられた現実が辛い…

あなたと共に過ごした15年の月日
なんだかあっという間だった気がする
いろんな事があったよね


共に野山を駆け回り
かくれんぼや追いかけっこなどして遊び
おやつを分け合って食べた
時には喧嘩や嫌がらせもした
あなたと出会えて
あなたと過ごせて良かった
大変な事もあったけど楽しかった日々
もう戻らぬ日々
あなたは私を置いて先へ旅立ってしまった…


あなたの一生は満足でしたか?
私を恨んではいませんか?
共に過ごした日々を
ほんの少しでも楽しく感じてくれていだろうか・・・
しあわせだと思ってくれていただろうか…
その答えを聞く術は無い
いつか私もそちらへ行く
その時には答えを聞かせて下さい


今は、苦しみから解放され
先に辿り着いた仲間達との再会し
楽しく過ごしせていることを願う

10日に明日香が旅立って
もう10日余りが経過した…
明日香がいない生活が当たり前になりつつある…
明日香の存在が曖昧・あやふやになりそう・・・
確かに存在したのに、もう触れることは叶わず
今では、記憶と記録の中にしか明日香はいない
忘れたくないビックリマーク
忘れるつもりも無いビックリマーク
忘れるわけにもいかぬビックリマーク
だが、次第に記憶も薄れ
『いなかったこと』になるのを非常に恐れている…

明日香がいなくなってから己の体調も良くない
肺が時折痛む事もあり
呼吸が苦しいわけでもないが、呼吸が大きくなる
精神的なとこからきているのかも知れない

未だに明日香と過ごした今年の10日間
その中の看病してた6日間を振り返るのは辛い
思い出すのも写真を見るのもとても辛いが
それでも明日香との絆を忘れえぬ為にもここに記す

明日香は、昨年のクリスマスに雪が積もってから
突然食欲が全くといっていいほどなくなり
おやつをなんとか食べる程度だった。
雪が積もる前は、酷暑を乗り越え
涼しくなって食欲も回復していたのだが
急激な冷え込みが明日香には耐えられなかったのかも知れない…
もしかしたら、昨年の酷暑のでかなり体を弱らせていたのかも…

2011年(平成23年)元旦
いつも通り祖母を除く家族4人で初詣
願いはいつも通り
『明日香を含む家族皆が元気でいられますように』
あとおまけに『良き仕事が見付かりますように』

親達とは別に今年も明日香と一緒の初詣
元旦の夕方に町内にあるお稲荷さんに
歩いて5分程度の距離だが
積もった雪と明日香がまともに歩いてくれないので
随分と時間がかかった。
願いは、「明日香が元気になりますように」
お参り後にお稲荷さん前にて明日香を撮影

最後となった明日香との初詣 ① 最後となった明日香との初詣 ②

この写真を撮り終えて明日香を抱きかかえたら
明日香に鼻を左側噛まれて
なかなか血が止まらず
近くに水道もなく絆創膏も持ってないので
綺麗な雪を掴んで血を吹きつつ家に帰った…
まだこんな噛み付くほどの気力があるなら
まだまだ元気でいられるだろうと楽観視していた。
まさかその後、10日も経たぬうちに旅立つとは
このときは全く想像だにしてなかった…

自分の願いじゃなく
相手の思いやっての願いすら
神は叶えてくれやしないんだな…


1月2日の朝
この今年初の明日香の動画が最後の明日香の動画になろうとは…

最後の明日香の動画

こんなにもヨロヨロでも明日香は諦めていない気がしました。
爪から失血があったのか
歩いた雪に少し血が付着してたが
足を見ても出血は確認できず

1月3~4日
弱まってからずっとだが
日中や夜に明日香が泣く事が多くなり
初めの内は、鎖が巻き付いて身動き取れなくて泣いてたが
小屋で寝ていても泣くようになってた。
傍にいて撫でたりして家に入るとまた暫くしたら泣く

動画に納める事は出来なかったが
この間に夜、明日香を雪の上で自由にしてたら
2日の動画撮影時よりも少しはしっかりした歩きようであった。

1月5日
小屋の中で寝ているのに
寒さでか体を震わせていたので
午前中は母の運転手させられ時間がなく
午後からかかりつけの動物病院へ連れて行った。

体温計をお尻に刺した時に刺激されてかうんち漏らす
病院にいく前にもしてたのになぁ

体温を計測したが低すぎて電子体温計が表示されず
犬の体温は38度ぐらいが平常
計測不能という事は、32度以下で低体温で
非常に危ない状態で今夜が峠だと言われた…
注射を2本打った。

右目だったかな?
最近、白っぽくて気になっていたので相談したら
それは、目を擦ったかで角膜に傷が付いて
白っぽくなっているとのこと
失明したのかと心配してたがそうではないらしい

「とにかく外ではなく最低限屋内で暖かくしているように」
「大きなダンボール箱に布団など入れて暖かく」

そのように言われたが
明日香を家の中は言語道断
車庫の中でも親父は許してくれないだろうが
そんなことを言っている場合ではない
生死の境にいるような状態だ
承諾など得ずに自室にダンボール組み合わせて大きい箱作り
明日香の敷物や捨てようと思っていた古着など詰めた。
その中で明日香を寝させた
明日香の体にも服をかぶせて
部屋は、除湿機だけで自分だけだと我慢してたが
温風ヒーターを持って来てとにかく部屋を暖めた。

暖かな部屋で安らぎ寝ている明日香
段ボール箱の中で眠る明日香

薄目を開けているけどほとんど寝た状態
寝てる明日香

食欲が無いけど口を無理矢理開けて
フード数粒やおやつのチーズ・ボーロなどを数個食べさせ
水は、なにかのタレが入ってたスポイト容器を綺麗に洗い
それに水を入れて口の隙間から水を飲ませた。
口を開けさせたりした時などにまた手を噛まれた…

この日は、明日香が頑張って明日を迎えることが出来るか不安で
頻繁に明日香の様子を見ていた。

夜中に微かに泣けばすぐに起きて
明日香の様子を見て水を飲ませたり
オシッコ漏らしたペットシーツを交換したり
撫でたりすると落ち着いてまた明日香は寝る

1月6日
無事に峠を乗り越えた
朝、いきなり箱の中で暴れて立ち上がり
フローリングの床に滑って立ちにくかったようだが
数歩歩き自力で容器の水を飲んだ
(これ以降、立ち上がることはあっても
自力で水を飲むことは無かった…)

無事に翌日を乗り越えたらまた診察に来るよう言われてたので
また明日香を動物病院へ

病院に連れて行こうと
抱きかかえて階段を下りてたら
大量に勢い良くオシッコ漏らす明日香
悪いが母に処理をお願いして病院へ

体温を測定したらこの日は体温計の数値が出た。
体温は33度
前日よりも体温が上がったものの
まだまだ低すぎて油断ならぬ状況
前日と同じく体温計即時に少し漏らした…
同じ注射を2本打った。

体重もついでに計測してもらったら
6.8~6.9kgしかなく愕然とした…
全盛期は、13~13.5kgあったのに
それが少し痩せて、去年のフィラリアの薬の前に
計測したら11kgちょうどだった。
それが1年経たぬうちにこんなにも痩せていたなんて!!
なんで気付かなかったんだろう・・・
不甲斐ない・・・

食欲が無い事を相談したら
飲ませる水に甘くない程度にハチミツを入れて
カロリーを高くして与えて見たらいいと
アドバイスを貰ったので
早速、家に帰ってぬるま湯に蜂蜜を入れて
タレのスポイト代わりに
弁当用のケチャップなど入れる小さいスポット容器が
母がくれたのでそれにハチミツ入りぬるま湯を入れて
こまめに明日香に飲ませて水分補給

自力で食事はしないので口におやつなど入れる
なかなか飲み込もうとしないで口の中に残ったまま
水を飲ませておやつなども流した。

1月7日
この日も診察で体温・注射
体温は、33.5度
たったの0.5度しか上がってない…
目ヤニがやたらと溜まっててひどいので相談
目がもう窪んでて涙で流れないらしい
充血もしているようだ
中に溜まったのは拭けないけど
目の端などに溜まってきた目ヤニをふき取る

この日から特にこまめにふき取る事となった。
日に日に目ヤニはひどくなり
旅立つ直前ぐらいには、目ヤニで目の黒目が覆われてしまって
かなりひどかった・・・

この日に写した写真が最後の明日香となりました。↓
最後の明日香の写真

1月8~9日
特に目立った変化は無い。

看病するようになってからずっとだが
あまりにも寝ている時に身動きとらないので
心配で体を触れて呼吸しているか確認する毎日
寝てばかりだが、一日の間に僅かな時間
はっきりと目が覚めることがあり
泣いて箱から出たがる
トイレしたい場合などが多く
抱いて車庫に出て中で自由にさせてうんちさせたり
少し車庫の中を歩かせて
疲れてまた眠ってしまったら部屋に連れ帰ってた。

寝ている間の明日香は、尻尾触っても何をしてもほとんど無反応
ほんの少し歩かせているものの
散歩といえるほど歩いているわけじゃなく
このままでは筋肉が衰えるばかり
そうならない為にも、明日香が寝ている間に腰をもんだり
後ろ足を曲げ伸ばしして簡単なストレッチマッサージをしてた。

食欲はちっとも無いので
ハチミツ入りの水を飲ませて
フードをお湯でふやかして
スプーンで無理やり口の中に入れて与えてた。
スプーンで与えてても効率が悪いし
口を開けさせつつも食事させるのは困難
そこでフードをドリンクシェーカーの容器に入れ
お湯とハチミツとフードにかけてたカツオや
チキンなどのふりかけを入れてシェイク
食べさせるのではなく
ドロドロにして飲ませればスプーンの時よりも
量的に食べさせる事が可能だろうと思い試してみた。
明日香は嫌がって口を開けようとしないが
以前抜けた牙の隙間などから口に入れた。
そのままだとドロドロで口に残り飲みにくいと思うので
ハチミツ入りの水を飲ませて流して
そのようにして食事を与えていた。

グラグラになってた下の前歯が1本抜けた。

1月10日 最後の1日
この日も夜中3時頃と朝5時頃に泣いてた
朝方、なんかうまく表現できないけど
いつもとちょっと明日香は違ってた。
せきのようなものをしてなんか変
水を飲ませて様子見て
朝8時頃に少し目が覚めたような感じもしたので
車庫で体を支えたりして補助しながらいつも通り歩く運動を
この日は、全く運動にならず
立てることすらままならぬ
すぐに横たわってしまう
何度やってもすぐに寝てしまうので
今日の運動は止めにして寝かせようと思い
明日香を抱いて車庫の勝手口から家に入ろうとしたら
凄い勢いでオシッコ漏らす明日香
それが明日香が最後に取った行動となった…

漏らされたオシッコが
一部ズボンやスリッパなどにかかったのと
こんな状況を親父に見られるとマズイので
簡単に処理をしようと思って
明日香は服に包んでとりあえずそっとビール箱の上に寝かせてた
床はコンクリートだから水を流して
とりあえず簡単な処理をして
明日香を抱えて部屋に戻った。
抱いた時にすでに様子が変だった…
いつもと違って首が据わってない
ぐったりして首がだらんと・・・
部屋に戻ってからも全く反応が無い
慌てて母を呼びにいった。
何度も揺すったり
「明日香頑張れ!!」
そう言ったりしたがそのまま目を覚ます事は無かった…
まだ微かに心臓の鼓動が伝わる
けど口元に耳を近づけたが息していない…
いつものように胸に手を触れても呼吸で肺が上下しない…
苦しんで・泣いて・暴れて旅立ったのではなく
本当にとても静かに安らかに旅立って行った…

完全に息を引き取ってからも頭などを撫でて
「明日香、本当に良く頑張ったな」
「辛かったよな・・・」
と話しかけてあげていた

享年15歳4ヶ月 朝9時前に虹の橋へ旅立ちました…

11日にまた病院に行って診てもらうつもりだった

午後、ペット葬儀屋に電話して
葬儀屋さんがかなり離れた所にあるので
明日香を直接連れて行けないので
明日香を迎えに来て引き取ってもらう事にした。
てっきり明日香は棺に入れられると思ったが
白い箱に入れられてた。
特別の個人葬儀じゃなく合同供養だからかな?
献花もなくただの箱だけというのは寂しいが
家に来た葬儀屋の男性の対応などは悪くなく
丁寧だし好印象だった。

明日香は、家に初めに来た時と同じ
赤い薄手の敷きに体を包み
好きだったチーズのおやつを一緒に添えた

空っぽになった部屋
服などに残る明日香の匂い
手にずっと残るあの骨ばった体の感触
それらがとても辛かった…

明日香はもういないけど
明日香の残したものがある
1つは、明日香に噛まれた体の傷
元旦に噛まれた鼻の傷も線になって傷が残ったし
右腕と右足にも噛まれた傷があざになってしまった
明日香が『決して私を忘れないで』と願ったのかも

2つ目、明日香を通じて知り合った人間関係
ネットでも現実でも
たくさんの人と知り合うことが出来た。
現実では、散歩仲間だったわんこが旅立ってから
疎遠になってしまったお宅もあるが
弱まってからも遭う度に励ましてくれた方もいた。

ネットでは、たくさんの方達が明日香と
自分へメッセージ贈ってくれてとても有難う御座いました。

明日香に献花としてお花を贈ってくれた方もいました。
明日香への花束

皆さん本当に有難う御座います。
思いやりの気持ちがとても嬉しいです

うちの家族は、峠と言われた日でも
母は、ろくに明日香を見ようとせず
まだ兄の方が何度か様子見に来たほどだった。
親父や祖母は、わざわざ書くまでも無い
母も明日香が小さいころはかなり可愛がったりしたが
老犬になってここ数年
ほとんど明日香に触れることもなかった。
最近では、明日香よりも散歩で会う
隣町のミニチュアシュナウザーに夢中なほどだったし
かなり薄情な人たちだ…


3つ目、以前抜けた明日香の牙と看病中に抜けた前歯
抜けた牙

合同供養の為、明日香個人の遺骨は無い
だから、この牙をずっと遺骨代わりに
明日香の形見として大切に保存するつもりです。
その1はこちら

ブログの返事が出来てないですが
ちきんとコメント読ませてもらってます
落ち着いたら個別に挨拶に伺う予定です。

明日香の姉妹達は、ほとんどが1年ほどもせずうちに
虹の橋に旅立ったりして
5匹の兄弟のうち明日香ともう1匹だけ残ったらしい
姉妹とは、子犬の頃にあちこちに里親に出されたので
一度も会うことは無かった…

散歩も最初の頃は、母犬ジェリーとその同居犬トム君と共に散歩してたが
徐々に散歩仲間もたくさん増えていった。

みんな明日香よりも年上のわんこたちだった
明日香は体力有り余ってて
会うと嬉しくて嬉しくて
遊んで欲しくて、興奮して体に乗ろうとしたりして
年上のわんこたちには少し嫌がられてた…(苦笑
一緒に散歩で歩く分には何の問題もないんだけど

明日香は、かなりわがままで
自分がじゃれ付くのはいいが
他のわんこがじゃれるのが嫌いだった。
お尻の匂いかがれるのも嫌がるし
自分は嗅ぎに行くくせに…

散歩仲間のわんこ中には、
全然嫌がらず明日香にされるがままのわんこもいた。
やはり明日香も嫌がったり、怒ったりするわんこよりも
そちらのわんこのほうが気に入ってた。
出逢ったわんこでレオ君とコロ君
両方とも明日香よりも年上の雑種のわんこだった。

あいにくとレオ君の写真は残っていないが
コロ君とのツーショット写真が残ってた。

DSCF2092 DSCF2090
2005.06.01 撮影

母犬のジェリーよりも大好きで大好きでたまらないわんこだった。

母犬 ジェリーと明日香のツーショット
明日香と母犬ジェリー
[]
明日香と母犬ジェリー
by 遥遠
2004.07.12 撮影

仲が良かったコロ君もレオ君もジェリーも
皆、明日香よりも年上だったので
先に虹の橋へ旅立ってしまった…
明日香が10歳も過ぎた頃には
もうほとんどのわんこがいなくなって
散歩も随分と寂しくなった…

上記に少し書いたが
明日香は、わがままな性格で
飽き性で新しい物好きで
気性が荒いけど怖がりな一面もあった。
少し甘えっ子な一面もあったなぁ…

気に入らないと噛みついてくるクセは
最後の最後まで躾けられなかった…

病院嫌いで
動物病院に連れて行くと中に入りたがらず
中に入っても、何もしてないのに帰りたがった。
注射前に消毒や先生に触られただけで怖がって泣いて
「うちの病院の患者の中で臆病さはトップクラスだ」と
先生に笑われたなぁ

車に乗るのは嫌いじゃなく
助手席ドアを開けて誘導すると自ら乗った
短い距離でも酔いやすくて
すぐにヨダレがタラタラ・・・

ボールが好きで
テニスボールや野球ボールよりも
ビニールボールがお気に入りだった。
最初の頃は、テニスボールが好きで
噛んでちぎってボロボロにしてた

ビニールボールだと空気がなくなっても
気に入って散歩にもくわえて行ったりした。
けど、長くくわえていられず
途中で落として自分がそれを拾って家に持ち帰り
家が近付いたらまた明日香がボールをせがむので
転がしたり口にくわえさせたりした。

ボールも新しく買った物や拾った物のほうが
今までのよりも興味を示すが
すぐに飽きてしまう事も多々あった。

タイヤや広げた傘を怖がって逃げた。
けど車タイヤ交換していると
怖いけど興味があるのか近寄って来るんだよなぁ
老いてヨワヨワになってからは
傘にもタイヤにも無反応だった…

散歩途中でリード繋いで隠れてても
信用しているのかわからないけど
泣いて寂しがる事は全く無かった。

小屋にいるときなど寂しいのかかまって欲しいのか
泣く事も多かったが
傍にいて撫でてあげたりしていると落ち着いてた。

食事も基本ドックフード(ドライ)だが
母がおやつを頻繁に与えていたので
なかなかフードを食べなくて
食いつきの良いフードがないか
いろんなフードを試したりした。
食事も傍にいて見守っていると
安心して落ち着けるからか
傍で見守ったりフードの容器を持って口元に寄せたり
手でフードを与えると食べたりした。
運動量に対してかなり小食だったと思う。
けど体型は痩せてはいなかった。

リードなしで自由に走り回るのが好き
若かった頃は、数十~100メートルほど高さはあるだろうか
裏山の崖を走って這い上がって一気に走り下ったり
昔の明日香の体力は物凄かった
足腰も凄く丈夫だったのだろう。
今では明日香が走り回った崖も
松が成長して近くに寄る事も出来なくなった。
昔は、松が生えてなくて赤土の土地だった。

基本的に散歩は大好きだけど
雨の日のは気がのらない様子で
大抵は、散歩もショートコースを選択したり
途中で引き返すこともあった。

雪の中を走り回るのがとても大好き
寒くても雪に顔をうずめたり
体をこすり付けたり
穴を掘ったりして愉しんでた

雪ではしゃぐ明日香の動画
雪にはしゃぐ② 雪にはしゃぐ③
07.03.07 撮影

2009年~2010年頃?
今までトイレの躾が出来ていた明日香だが
小屋で寝ている間にお漏らしするようになった。
尿を採取して2回ほど検査して
2回目で数値に以上が目立ち
血液検査で詳しく調べてみる事に
検査結果は、数値的に腎臓・肝臓に異常が
何度か吸着剤だったかな?
黒い粉の薬を飲ませたりしてた
便が真っ黒なのが出た

ドックフードを処方食に切り替えた
吉岡油糧のオリジナルフード
細かく症状を伝えて調合してもらったフード
それを与えるようになってからはお漏らしは収まった
あれほど毎日お漏らしで
足の太ももやお尻周りなどが
尿漏れで毛が黒くなってたのに綺麗になっていった。

大体これで元気だった頃の明日香を記したかな
今度は、まだ辛いけど
今年の10日間の様子と特に看病中の6日間を…

明日香の特選動画
ジャンプ成功!
2007.02.04 撮影

開ける!
開ける!
by 遥遠

2011年1月10日に虹の橋へ旅立っ明日香

今日で1週間が経過した。

明日香と過ごした15年余りを思い出して綴っていこうと思う。


1995年(平成7年) ?月

明日香の母犬(後にジェリーと名付けられる)誕生?


1995年(平成7年) ?月

隣町でジェリーが後の散歩仲間になるルルちゃん宅で

一時的に保護されていたとか言う噂が


1995年(平成7年) 9月下旬頃?

明日香含む5匹の子犬がジェリーから誕生


1995年(平成7年) 9月下旬~10月上旬頃?

明日香の母 ジェリーが5匹の子供を連れて

隣町をうろついているのを目撃されている。


1995年(平成7年) 10月上旬~中旬

同じ町内のお宅に母犬と5匹の子犬共に保護される。

母犬ジェリーは、元々人懐っこい性格だったので

元は、どこかで飼われていた事があるのかも


1995年(平成7年) 10月中旬

町内の人が母犬と5匹の子犬を保護して

子犬の里親を探していると聞いて

どおせ我が家では親父が反対するし

絶対に子犬を引き取る事は出来ないが

子犬を見せてもらうだけ見せてもらおうと

保護されたお宅へ母と訪れた。


玄関から真っ先に元気良く出てきたのが明日香だった。

唯一、白っぽい仔だった。

これが最初の明日香との出会い

ほとんど明日香に一目惚れ恋の矢


子犬たちは貰い手がいないと

かわいそうだが保険所行きの可能性もあった。

その保護されたお宅も雑種犬 トム君と数匹の猫を飼っているので

母犬と子犬1匹程度ならいいが

親子全て飼うことは出来ないと…


保健所行きは何とか阻止したい

かと言って知り合いなどに飼い主になっていそうな人も思いつかず

『何とかしたいビックリマーク』という思いと

どうしてもあの白い子犬が気に入って保護したかった。

昔、小学3年~中学2年頃まで飼ってた

先代の愛犬 ルゥの時も子犬の時に見に行ったら

真っ白な子犬が1匹だけいて

その仔を引き取りたかったが

メス犬だということで親父が反対して駄目だった。


その思い出もあったので、なおの事白い犬に心奪われた。

なんとか我が家の仔にしたい!!

けど親父が絶対に許してくれないだろうし…

数日間悩んだ…

どうしても諦めきれなかった…

そこで兄と母を共犯として


『近所のお宅から子犬を貰ってきた』と素直に親父に言えば

『今すぐ返して来い!!むかっ


そう言われるのが目に見えて解かっている

だから、『兄と出かけた時に捨て犬を拾ってきた』


と、そう口裏を合わせて貰うことにした。


1995年(平成7年) 10月21日

明日香を町内のお宅から譲り受けた。

環境が変わって落ち着かないといけないので

母犬ジェリーの匂い等染み付いている

赤くて薄い敷物を譲ってもらい

それに明日香を包んで家に連れて帰った。

計画通り、あくまでも捨て犬を拾ってきたと親父に報告


もちろん、『それなら仕方がないなぁ』など

間違っても言うような親父ではなかった。

当時、親父は三交代勤務だったので暇があった

「お前が仕事いっている間にどこか捨ててくる!!むかっ


冗談抜きで親父ならやりかねない!!


数日間は、自分が家にいる間は

段ボール箱に明日香を入れて自室で

日中仕事に行くので部屋が無人になるので

親父が本気で勝手に捨ててくる可能性が大いにあるので

段ボール箱に明日香を入れて仕事へ出かけてた。

仕事中は車の助手席の足元に


車に閉じ込めている状態なので心配で

休み時間などになると元気でいるか様子を見に行ってた。


叔父に親父を説得してもらおうと電話でお願いなどもしてたっけ


決して認めたわけじゃないけど

明日香は捨てられる危機はなくなったので

犬小屋など必要な物を購入

犬小屋はプラスチック製

後に明日香を貰い受けたお宅で今の木製の屋根が開く小屋と

そのプラスチックの小屋と交換してもらった。


ちなみに、あすかと名付けたのは兄

漢字は自分が決めた。

もしも男の子だったら漢字は『飛鳥』にするつもりだったが

女の子だったので『明日香』に決定

そっちの方が女の子っぽくて可愛らしい感じだったので


『明日香は捨てられていたのを保護した』と

嘘を突き通そうと兄と母に本当のことを話さぬように

お願いしてくれぐれも念を押していたのに

母が後日、ポロっと親父に本当のことを話してしまい

その事で母を怒ったが、母に逆切れされた


親父は『騙してまで犬を飼った』と

その後、ずっと15年間明日香を毛嫌いすることとなる

元々は、動物好きの人であったが

テレビに犬猫出るだけで毛嫌いするようになる

親父がそうだから祖母も明日香をあまり好いてくれなかった。

祖母は一度たりとも明日香を触れた事はないはず。


親父を騙した事に対する恨みで

明日香は、鳴けば2階から乾電池ぶつけられたり

水を入れたペットボトルを投げつけたり

親父による嫌がらせはずっと続いた…


そんな事があっても明日香は病気らしい病気も

10歳を超えるまですることもなく

すくすくと元気いっぱいに成長していった。


明日香は、生まれつきトイレのしつけは出来てて

草などが生えているような己が気に入った場所でないと

小も大もすることはなくて

したくなると鳴いて知らせて来てた。


我が家に来た最初の頃の明日香は

隙あらば必ず母犬ジェリーがいる

明日香を譲り受けたお宅へ走って行った。

大通りを横断しなきゃ行く事が出来ず

車に軽くぶつかったりした事もあって

いつも慌てて明日香を追いかけた

子犬の頃の写るんですで撮影した写真が数枚あるが

スキャナーが無いので見せられず残念…


とりあえずこれが最初の明日香との一年目の思い出

後日、2年目以降を振り返る予定

10日に15歳で虹の橋へ旅立った愛犬明日香

たくさんの方々からお悔やみのメッセージ戴き

誠に有難う御座いました。

この場でお礼申し上げます。

個別で挨拶に伺えず申し訳御座いません


まだ精神的に吹っ切れて落ち着いたわけでもない

外で犬の鳴き声がすれば明日香かと思うし

外を見れば、明日香と散歩でつけた

雪のわだちがまだうっすらと見え

主無き犬小屋は、とても寂しく感じられる…

まだひょっこり小屋から明日香が顔出しそうでもあり

小屋の外に出ているような錯覚したりする

もうそんなことありえないのに…


14日には、ネットで知り合った方から

明日香の為に素敵な花束をメッセージ付きで贈られてきました。


15日には、明日香を供養してもらったペットの葬儀場へ行ってきた。

合同葬祭なので、明日香だけの遺骨などはなく

大勢のわんこ・にゃんこと眠っているはず

合同のお墓に母と兄と共にお参りして来た。


日記を書こうと明日香の過去の写真を見たら

元気だった頃の写真を見て

懐かしいやら切ないやら…


明日香が旅立って

悲しいという気持ちよりもとても悔しい気持ちが強かった…


「もしもあの時…」

「ああしてたら…」

「何故もっと早く病院に連れて行かなかったのだろう…」

「無理をさせすぎた為にこの手で明日香の命を奪った!!


そんなことばかり考えている…

無気力気味で何もやる気が起きなかったりする

毎日やってたmixiのアプリゲームも全くやってない

時間を持て余している…

家から一歩たりとも出ないで過ごす日もある

明日香がいた頃には考えられないことだ

高熱が出ても怪我して松葉杖でも

明日香と共に散歩してたので…


後日、少しずつ明日香と過ごした15年間を振り返り

日記に書いていこうと思っています。


愛犬明日香の今年一年を振り返る


猛暑ならぬ酷暑といわれた今年の夏


病や老化でやせ細った明日香にとって

最も過酷であったかと思う


暑さなどのせいもあってか体力が落ちて

コンクリートブロック1つ分の高さの犬小屋にも

なかなか上がって入れなかった…


食欲もあまりなかったと思う


この夏を乗り越えられるか不安であったが

明日香は頑張って乗り越えてくれた。ニコニコ


夏を過ぎてから過ごしやすくなったからか

食欲も出て体力も以前よりもついた気がする。


それでも歩くのはとてもヨボヨボ・・・

触られるのがあまり好かなくなり噛み付いてくることも多い

リードを外して自由にさせても

ほとんどその場から動かない

昔は、自由にさせるとなかなか捕まえられなかったのに…


うんちが散歩まで我慢出来ず

毎日のように小屋の周りなどでしてあるようになった

わざわざそれを踏み潰してあるので

毎日の処理・掃除が大変である…しょぼん

驚いたのがうんちを明日香のごはんの容器にしてあったり

先日は、飲み水の容器にしてあったのに驚いたガーン

わざとじゃないし怒れないけど…


あと足腰が弱まってふらつくからか

最近、水の容器やフードを入れた容器を倒して

ドックフードは半分以上こぼして駄目にされたりしてる…

明日香の症状に合わせた処方食なので

しっかり綺麗に食べて体力つけてもらいたいのに

食べずに地面にこぼして駄目にされるのだけは困る…しょぼん


涙と目ヤニが最近ひどくて

ティッシュなどで綺麗にしてあげようとして

嫌がる明日香に噛まれてます…ショック!


小屋の土台になっているブロックに鎖が絡まったり挟まったりして

泣いたり・吠えたりして知らせることも多い

助けようとして興奮中の明日香に手を噛まれる…ガーン


クリスマスにまとまった雪が積もった(20-30cmほど)

昔なら大喜びで走り回ったのに

今では全くその面影はない…

散歩はいつも以上に嫌がる

自由にさせていたら、体は弱まってあまり動かないが

それでもやはり雪は少しは嬉しいのか

道がついていない場所を震えながら歩いたりもする


家の前を兄・親父と共に除雪中

明日香を自由にさせていたら

なんか作業する場所ばかり寄って来た

作業応援してくれているのか?邪魔をしたいのか?


タイヤや傘などを近づけると

昔は嫌がって逃げたりしたのに

最近では、何の反応もない

あまり目も見えなくて反応が薄い?


もう昔のように走り回る明日香を見る事は叶わぬのかも知れぬが

いまの体調より悪くならずに

先日25歳9か月でギネスブックに載った

栃木県のわんこを超えるほど長生きして欲しい

これまでに最も長く生きた犬は29歳5か月らしい


来年も無理せずマイペースで頑張って明日香ビックリマーク


12月の明日香の写真