パラレルキャリアについて②~パラレルキャリアをスタートしたきっかけ~ | 夢かなえダイアリー

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            写真は、Tiffany NY本店内

こんにちは!全国的に大雨で大変でしたが、皆様は大丈夫でしたでしょうか?
私は先週と来週に出張があり、たまたま今週だけなかったので
なんとか逃れることができましたが、知人は新幹線が運休して足止めとなり
大変だったようです。


さて、前回はパラレルキャリアとは何か?や副業との違い、日本でのパラレルキャリアに
ついて書きました。
今回は、私がパラレルキャリアを始めたきっかけについて書いてみたいと思います。


大企業でぽつぽと副業OKとなったのが、2017年ごろでしょうか。
「働き方改革関連法」が施行され、副業の制限緩和や柔軟な働き方の促進が盛り込まれて、
多様な働き方をする環境整備が始まりました。


私はそれまで長い間、自分自身の会社をやってきていました。
人材育成コンサルティングや研修の企画と実施、研修講師やファシリテーションを
行うなどを主な仕事にしていましたので、多くの企業で「組織の外の人」として
その人材育成に関わらせていただいていました。

ビジネスのパートナーたちと、新しい考え方やフレームワーク、時代に即したアプローチを考え
提供することは、私に大きな充実感と喜びを与えてくれていました。

そんな中、偶然Tiffany&Co.の人材育成のディレクター(日本の組織の人材育成の責任者)の
ポジションが空いていることを知りました。
この出会いが、私が今のスタイルでのパラレルキャリアを始めるきっかけになったのです。

「組織の中の人」として人材育成に携わることに興味を持ったのは、
長らく「組織の外の人」の立場で仕事をしてきて、現場感が薄れつつあったからです。
例えば、管理職の研修などは私の仕事の中での多くを占めていたのですが、
自分がマネージャーをやっていたころとは時代も変わり、部下の立場の人たちの考えも
多様化しています。「研修やコンサルティングを机上の空論、単なる理想論にせず
受講者の方々と同様に生々しい場にしたい」としばしば思っていました。

組織内の人材育成のポジションを通して現場で人材の成長を支援することで、
私は自分の経験や知識を最大限に活かせるし、今後にも役立てられるのではないか
と思いました。
もちろん、Tiffanyというグローバルなラグジュアリーブランドへの興味も駆り立てられました。ハイブランドの内側はどうなっているんだろう?というのは誰もが
一度は覗いてみたいところでしょう(笑)
また、私は社会人としてP&Gというグローバル企業で育ちましたが、
その他のグローバル企業の育成方法にもとても興味がありました。

とにもかくにも、自分自身の会社をしながらも、Tiffanyでの人材育成のポジションに
興味を持った私。この出会いは、新たな挑戦と成長の機会を与えてくれるかもしれないと思い、
東京に向かって採用担当者と当時の社長に会いました。
そして、ご縁をいただき、パラレルキャリアをスタートさせることになったのです。