数回湯治を繰り返すことによって毎回荷物がワンパターン化する。最初の頃は何を持って行こうか?次回はアレがあると便利だな、等試行錯誤であったが3回目位からは荷物を迷うことも無く事務的に荷造りが進む。

 

タオル

湯治は毎日温泉三昧ですからバスタオルは欠かせない。時には捨てるバスタオルを持って行き湯治を満喫して十分に役目を果たしたバスタオルはサヨウナラとなる。また、あえて違うお宿の温泉タオルも便利。これも使い切ったらサヨウナラして来るので帰りの荷物は量が減る。

 

部屋着

毎回欠かさずユニクロのワゴン商品で500円だったキャミソール ブラ ワンピースが私の部屋着。これ一枚で毎日過ごす。温泉後に着てそのまま寝間着にもなるので仕事着以外はほぼこのワンピース一枚で事足りる。丈がひざ下まであるので丁度良い。500円商品をここまで愛用できるとはコスパが良すぎる。上にユニクロパーカーを着る。ユニクロさまさま。

 

湯治中読書は絶好の読書日和。図書館でいつも数冊の本を借りて持参する。特に長編をここぞとばかりにじっくり読める。2日で1冊の量で持参すると丁度良い。

 

スリッパ

温泉に行く時とか寮の自室とかスリッパも大事。ビジネスホテルにあるような使い捨てのスリッパを持って行き帰りは捨てる。フェリーで移動をする時にもフェリー内でスリッパは必須だから1湯治1スリッパ。

 

 

日用品

旅行ですから歯ブラシや化粧品、下着類などの日用品も必要ですね。ただし、ドライヤーシャンプーリンスなどは温泉のものを使うので必要ない。洗濯洗剤も旅行用の小さいのを持って行くけれど使わないことが多かった。基本その日の下着はその日のうちに手洗いをしちゃうので。日頃サンプルで頂いた基礎化粧品やらメイク品も重宝する。基本的に日用品は現地で使い切って捨てられる量が嬉しい。歯磨き粉なんかもあと2週間位かなって思える量を持って行き使い切るのが良い。

 

指定されたもの

仕事によっては、白いブラウス、黒い靴、Tシャツ、肌色のストッキングなど指定されたものを持って行かなくてはならない。草履を持ってこいと言われた時は派遣会社がレンタルで貸してくれた。全て貸出してくれるお宿もあったのでそんなお宿は楽で良い。

 

バックパック・キャリーバック

長期滞在者は事前に荷物をお宿に郵送する手もあるが、私の湯治は基本自分で荷物を持参する。1週間前後の湯治であればバックパックか手持ちのボストンバック1つで事足りるが基本はキャリーバック1つで旅立つようにしている。荷物は出来る限りコンパクトに、そして湯治後には荷物が減っている。道民なので冬の移動は雪があるから冬はキャリーバックだとコロコロ転がせないから不向き、飛行機移動の時は機内持ち込みサイズ一つでバックパック。季節と日程と移動手段でバックは使い分ける。バックパックは25リットル、これ1つで湯治場に行くと「荷物それだけですか?」と聞かれることが多々ある。