静かなピアノ曲の流れる

お店の一角

ベンチに座って目を閉じて 

 

そっと耳をすませて

聴いてるあの懐かしい曲


忘れたくても忘れられない

きみとのドライブ中

車内に流れていたバラード曲


ふたりでハミングして

きみを見つめながら


きみもニコニコ微笑んで


抱きしめたくて

でも少し恥ずかしい私


ただじっときみを

見ているだけで幸せだった


目を閉じて懐かしいあの曲

じっと聴いている私を

きみは知らないだろうな


切なすぎて涙を流している事も

心がゆらゆら揺れているのは

まだきみが心の奥にいるからだよ


甘酸っぱいきみへの想いは

心の奥にずっとい続けている


何年たってもきみは私の恋人

心の片隅に住み続けていく愛しい人