鳴尾八幡神社で境内清掃するようになって
最初の頃の話……
境内では
手水舎のリニューアル
末社のお賽銭箱の修理
本殿の修復
神池の周りの整備
百度石の移動
など、工事が次々に行われていて。
お掃除の時に
「あの手水は◯◯さんが新しくしたんだってー」
「あそこは◯◯さんも修繕費寄付したんだってー」
などと聞くこともあって。
「スゴイなぁ〜。私もしたい‼︎
…けど、そんなお金ないよなぁ…」
みたいな、
内心「シュン」ってなることがあって。
黙って聞いていたら
「境内清掃も立派なご奉仕なんだよ。」
と言われて…。
この景観、この環境を維持して
守っていくためには
それにも費用が必要だよね。
今、ここは無償で清掃をしている人がいる。
境内美化に費用がかからずに済んでるわけ。
確かにお金で修繕費を払ったり
寄付したりはしていないけれど、
神社のために自分の体を使っているよね。
それって凄く尊いことなんだよー
…みたいな話だった気がする。
聞いた時に「なるほどー」と思ったのと
寄付じゃない自分を下に見た自分を
恥ずかしく思った記憶があって。
その時自分ができることをやる。
カタチにする。
それこそが1番いい。
1番大切なこと。
シンプルなことなんだけど
つい「お金」っていう物質に
惑わされるなぁ…って
(お金は悪くないのにね。笑)
だから、一発の打ち上げ花火じゃなくて
細く長く。
無理は禁物。
そんなことを思ったのでした…