■ 本日の一冊紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「スタートライン」
喜多川 泰 、 ディスカヴァー・トゥエンティワン
【私の評価】★★★★★
■ 私の読書感想 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
素敵な作品。
ストーリー的には先が読めてしまう恋の話。
(そこが、自分的には安心して読めて好き!)
喜多川さんが伝えたいことは、
恋の話の中に埋め込んだ、
『何が起こるかわからない将来のことを、
計算して生きるのではなく、情熱を持って生きよう』
ってことだと思う。
行動を起こすための勇気が湧いてくる本です!
●この本で私が”グッ”と共感したところは次のとおりです。
「おまえたち、大人はええぞ。
自分の好きなことをして生きていける。
特にこれからの時代は、今までの常識が通用せん新しい世の中になるじゃろう。
絶対オモロいぞ。早く大人になれ。
大人になったらもっといろんなことを教えたるからな。」
(p.19)
「・・・お父さんはね、学校を卒業してからが本当の勉強だから、今のうちにできるだけ勉強を楽しめる人になれっていつも言ってる。」
(p.57)
「嬉しいこととか感動したことに触れたときに、いちばん悲しいことは何か分かるか、・・・。それを共有する相手がいないことだよ。
(p.115)
私に起こるすべてのことは、私の責任だと思う強さが私にはあると思っていた。でも、なんだか、まだまだみたい。
(p.140)
では、「やりたいこと」が「やらなければならないこと」に変わる人と、「やりたいこと」のまま変わらない人の違いはどこにあるのか。
(p.157)
・・・本気で取り組んでいることの中にしか、ぼくたちは夢を見つけることはできない。
だから、目の前にやってくるものすべてに対して、本気で取り組む毎日を送っている小さな子供にはたくさんの夢がある。
(p.159)
子供の頃、毎日が楽しいのは、面白いことをしているからではない。
本気でやればなんだって面白い。
そして、本気でやっているものの中にしか、夢は湧いてこない。
(p.160)
「いい本と出会っても、自分が何もしなければ、出会っていないのも同じだ。
いい本と出会ったら、必ず何か行動を起こして、
この本と出会ったから今の自分がある
という状態を作らなければならない。
そうしたときにはじめて、君にとっての、その本の価値が決まる」
(p.167)
せっかくの一度っきりの人生だ。
ひとつくらいは、誰もが無理ってあきらめるような
簡単には手に入らないようなものを
追い求め生きていこうぜ、お互いに」
(p.195)
■ 本日の一冊紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「スタートライン」
喜多川 泰 、 ディスカヴァー・トゥエンティワン
【私の評価】★★★★★
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<本の格付け基準>
★★★★★(絶対お薦めです!家宝となるでしょう)
★★★★☆(買いましょう。素晴らしい本です)
★★★☆☆(社会人として読むべき一冊です)
★★☆☆☆(時間とお金に余裕があればぜひ)
★☆☆☆☆(人によっては価値を見い出すかも)
☆☆☆☆☆(こういうお勧めできない本は掲載しません)
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