[書評]「僕らの仕事は応援団。 ~心をゆさぶられた8つの物語」我武者羅應援團 | 【忘】俺の備忘録!

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あなたにとって、最も大切な人々は誰なのか。
私にとって最も大切な人々は、妻と4人の子供達です。


■ 本日の一冊紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



僕らの仕事は応援団。 ~心をゆさぶられた8つの物語~

我武者羅應援團 、 大和書房

【私の評価】★★★☆☆


■ 私の読書感想 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


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8つの物語の幾つかは、読んでいて涙が出そうだった。

熱い生き方してるから、熱い出来事にたくさん出会えるんだろうと思う。


熱い生き方への憧れと鬱陶しさ(言葉が悪いけど…)が自分の中にはある。

我武者羅應援團


●この本で私が”グッ”と共感したところは次のとおりです。


何のために仕事をし、何のために生きているのだろう。

「やる」ことはたくさんある。

でも、自分の命をかけてでも、「やりたい」ことが、ありませんでした。

(p.5)

応援をすると、その人が一番頑張っている瞬間を、一番間近で見ることができます。

僕らはその姿に勇気をもらい、、また応援する力が湧いてくるのです。

応援をしに行って、実は、僕らが応援されている。そう感じるのです。

(p.9)

掛け声は『WE ARE BEAUTIFUL』。

我らの生き様は美しい。

(p.35)

今考えてみると、何をするにも優先していたのは、自分がどう思うかではなく、相手にどう思われるか。周りの目を気にして、皆に合わせるような子供だった。

(p.42)

あきらめなければ必ず報われるとは思わないが、絶対に報われないとも限らない。

だったら我らは、あきらめない方を選ぶ。

(p.46)

自分の人生、どうせ生きるなら、正解より、「好き」を大切にしたい。

(p.53)

会社は一人では動かせない。上司や部下や同僚がいて、初めて前に進むことができる。だから任せられた仕事を、それぞれがその責任と闘いながら、必死にやらなきゃいけない。そうやってなんとか進んでいくのが、サラリーマン。

(p.108)

笹森さんの「やらなきゃいけない」という無責任にも思える言葉。でも、やらなきゃいけないと決めたのは誰だ?自らその責任を受け入れ、背負ったのは、紛れもない社員一人ひとりだった。

 自分がやらなきゃ、生産ラインが止まる。

 自分がやらなきゃ、お客様に迷惑がかかる。

 自分がやらなきゃ、部署がまとまらない。

 自分がやらなきゃ・・・・・・。ギリギリのところで必死に踏ん張ろうとする、それぞれの意志が会社を前に進めている。

毎日が同じ作業の繰り返しでも、家族に会えなくても、たとえ自分の努力が報われなくとも、彼らわやる。

頑張るのではなく、自分がやると決めたこと。目の前の物事を、自分が背負うんだというその覚悟が、会社を支え、仲間を支え、家族を支えている。

それがサラリーマン。

(p.111)

相手を受け入れると決めたら世界が変わった。

いや変わったのは相手ではなく自分だ。

拒絶されていたわけではなく、拒絶されたと思っていただけだった。

(p.137)

「うちの生徒はいい子たちですよ」と先生が褒める学校は、生徒たちも目をキラキラさせている。

(p.148)

世間ではよく、今の子供達は冷めている・・・・・・という言い方をするが、昔も今も、子供達は真剣に目の前の物事にぶつかり、悩み、迷いながら、それでも自分の気持を信じて、人生を進もうとしている。

(p.152)

自分にできることをやる。我らは前向きな気持の表れだと思っていた。でも、違った。

できることをやる、裏を返せば、できないことはやらない。

(p.156)

「本気だから、不安なんだって」

(p.162)

あなたの人生を肩代わりすることはできない。あなたの代わりに我らが頑張ることもできない。あなたの人生を歩むのは、あなた自身。

だから我らはあえて言う、「がんばれ」と。

あなたがあなたらしく生きられることを、心のそこから信じてるから。

いつまでも、いつまでも、信じているから。

(p.185)

■ 本日の一冊紹介 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



僕らの仕事は応援団。 ~心をゆさぶられた8つの物語~

我武者羅應援團 、 大和書房

【私の評価】★★★☆☆


■ 我武者羅應援團はこんな人達みたいです ━━━━━━━━━━━




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<本の格付け基準>

 ★★★★★(絶対お薦めです!家宝となるでしょう)

 ★★★★☆(買いましょう。素晴らしい本です)

 ★★★☆☆(社会人として読むべき一冊です)

 ★★☆☆☆(時間とお金に余裕があればぜひ)

 ★☆☆☆☆(人によっては価値を見い出すかも)

 ☆☆☆☆☆(こういうお勧めできない本は掲載しません)

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