先日、南三陸のわかめやタコのほか、
おいしそうな寒ブリをみつけたので、
芋焼酎のお湯割りといっしょに、
ワカメしゃぶしゃぶを楽しみました。


鍋物は手軽にお野菜もたくさん採れて、
身体もぽかぽかに温まるので、
寒い季節にはありがたい料理ですね。


女川といえば、前回のブログから、
むくむくと観光列車への好奇心が沸き上がり
JRさんに確認したところ、
今週末の当日券があるということで、急遽、
風っこストーブ女川号に乗車することに。


仙台から女川をつなぐストーブ列車ですが、
帰りのほうが空いているようで、
おもいがけない幸運でした。


転勤族としてはまたとない機会なので、
まだまだ冬の東北を満喫したいとおもいます。


1月のことですが、
もういちど白子の天ぷらが食べたくなり、
ニューのこりさんを訪問することに。


昨年末のクリスマスイブは、
女川駅前で冬の花火をみる予定でしたが、
あいにくの雨で断念していました。


この日はお天気にも恵まれ、
日向ぼっこが大好きなわたしは、
自然と気分がほころんでいきます。


座敷席に案内していただきましたが、
くつろげる雰囲気。


温かなお茶で暖をとりながら、
新しくなったメニューを眺めます。




年末の孤独のグルメの再放送をみたせいか、
主人の目当ては名物の穴子天丼でしたが、
残念ながら、いまの時期はお休み中でした。


前回感動した鯨のお刺身も
忘れられないようで、
鯨刺し定食としばらく悩んだ結果、
今回はミックス天丼をお願いすることに。


会話を楽しんでいると、
まずはわたしが頼んだ
白子の天ぷら定食がやってきました。


濃厚な白子はお塩でシンプルに。
何回食べても飽きない癒されるお味。
冬の楽しみの1つです。


あら汁の内容は日によって異なりますが、
この日はお味噌汁にぷりぷりのカキが。


主人が注文した熱々の天丼からも、
いい香りが漂っていて食欲をそそります。


名物の穴子のほか海老や野菜などが
バランスよく楽しめるミックス天丼。


がっつりした男飯が好きな方だけでなく、
女性にも食べやすそうなボリュームで、
わたしも今度いただいてみたいな。


居心地のいい時間を、
ありがとうございました。
ニューのこりさん、ご馳走さまでした。


昼食でお腹がぱんぱんになったので、
シーパルピア女川内をふらりと散策。


おかせいさんの店先に整然と並んだ干物に
つい目が奪われます。
お土産を選んだあとは日帰り温泉へ。


今回の日帰り入浴は、女川温泉華夕美さん。
目にも鮮やかな桃色の壁が印象的です。


王将グループの温泉宿で、
昨年S-styleさんのクーポン企画でも、
利用したことがあります。


女川温泉は歴史はまだ浅く、
加温有り・加水有り・消毒有り・
循環有りの温泉施設ですが、
ここのおすすめポイントはなんといっても、
夕焼け空が綺麗にみえること。


男湯は5階ですが、女湯は3階なので、
主人と別れていざ浴場へ。


こちらのお風呂なんですが、
写真ではわかりにくいですが、
脱衣場からの入り口が二つあって、
真ん中に大きな湯槽が配置されている
なんともユニークな造り。


公式ホームページをみてみると、
元々は3階に男湯もあったようですが、
手狭なため5階に新たに男湯を作ったさい、
女湯はこのような個性的な形になったとか。


こういう雰囲気も好きですが、
この辺りは温泉の湯量が少ないため、
内湯は沸かし湯なので、
まずは露天風呂に向かうことに。


残念ながら厚い雲に覆われていて、
爽快な青空は望めませんでしたが、
たまたまオフシーズンだったのか、
贅沢にも一時間ほど貸し切り状態でした。


先ほど駐車場から眺めた小島が、
ここからもよくみえます。


南三陸の海を一望できる
お気に入りのロケーション。


周りは広大な海という解放感にひたりながら
のんびりと温泉を楽しむことに。


海辺の露天風呂は浜風が厳しいためか、
少々熱めのお湯になっており、
湯気がたちこめていましたが、
飯坂温泉鯖湖湯さんで鍛えられたためか、
気持ちよく過ごせました。


休憩しながら、半身浴でくつろいでいると、
次第に空が明るくなってきました。


女湯は露天風呂に浸かった状態だと、
目隠しのすだれで景色があまりみえないため
木の柵に近づいてみることに。


一縷の望みをかけて待っていると……。




願いが通じたのか少しずつ雲が散っていき、
綺麗な夕焼け空になりそうです。


このままみていたいところですが、
さすがに肌寒くなってきたので、
内湯の大きな窓から眺めることに。


肩まで浸かりながらゆっくり、
夕陽が沈む様子を楽しめました。


松島といえば、牡蠣や穴子が有名ですが、
万石浦でも牡蠣の養殖漁がさかんです。


万石浦は古今和歌集で、
藤原定家にも詠まれた東北の奥の海。


最近の冬の空は変わりやすいですが、
タイミングがあえば澄んだ湖のようで、
お気に入りの場所です。


独特な湾の形から朝陽も眺められるので、
華夕美さんに宿泊した方は、
朝風呂を楽しむのも素敵ですね。


華夕美さん、穏やかな時間を
ありがとうございました。