12月もいよいよ終盤に近づいてきました。
最近みた日本名曲アルバムのなかでも、
ハレルヤコーラスが流れていたりと、
年末の空気をひしひしと感じます。


先日友人からメゾンカイザーさんの
シュトレーンをいただいたのですが、
お茶の時間に花を添えてくれ、
気持ちが浮き立ちますね。


我が家はクリスチャンではありませんが、
クリスマスの雰囲気は大好きなので、
キャンドルの灯りのなか、
讃美歌を聴いたりと、
ゆるくアドベントを楽しんでいます。


先週東北学院大学さんのクリスマス礼拝に
参加できなくて残念だったので、
今年のクリスマスイブは久しぶりに、
とある教会でX'mas礼拝…と思うのですが、
主人はあまり興味がなさそうなので、
またの機会かな?


今回行きたいなと考えていた教会は、
かつての恩師が、
牧師をつとめていたことがあったので、
仙台に住んでいたころ、
何度か通ったことがあります。


パイプオルガンの音色を生で聴ける
スタイリッシュな空間で、
礼拝初心者でも入りやすい雰囲気なので、
また訪問してみたいな。


今日は録画していた番組のなかから、
2015年12月に武蔵野市民会館で開催された
オールアメリカンボーイズさんの
コンサートを久しぶりに観ています。


このコーラスを聴くのは2回目ですが、
クリスマスにちなんだ曲が多いので、
12月に聴くにはぴったりですね。


ウィーン少年合唱団やリベラさんの
天使の歌声の完成度に比べると、
素人っぽさが随所に感じられる歌唱なので、
プロとしては…?と思う場面もありますが、
子供たちのあどけなさや、
ひたむきさが映像から感じられるので、
知り合いの発表会をみているかのような
ほっこりした気持ちになります。


1年でもっともすばらしい瞬間のなかで、
子供たちがステージから駆け降りて、
観客にプレゼントを配るのですが、
そのなかにいた金髪の少年が、
ハリーポッターのマルフォイくんのように、
前髪をきっちりときめられていて、
むきたての卵のように
つるんとしたおでこが可愛らしくて、
みているだけで癒されてしまいます。


個人的には、冬の夜の雪にさきそめたるの、
キャンドルサービスの場面で、
3人のソリストが登場するのですが、
二人目の子がまさにボーイソプラノといった
綺麗な歌声で心地よかったです。


異国の地で披露するのは大変だろうけど、
これからも練習を重ねて頑張ってほしいな。


時は戻って11月の話になりますが、
石巻の石ノ森萬画館で開催されている
安野モヨコ先生の原画展へ。


石ノ森萬画館さんは好きで、
何度も足を運んでいます。


あえて難点をいうならば、
宮城県美術館のフィンランドとデザイン展や、
仙台メディアテークでの
ジョジョ展などの企画展の広さに比べると、
原画展の会場は小さめに感じますが、
立派な常設展のフロアがあるため、
これは仕方ないですね。


こちらは来年の1月までのイベントですが、
会場内は写真撮影が可能という
ファンにはうれしい心意気。


なかには露出計を使用されている猛者もいて
本当に好きなんだなぁとほっこり。


たくさんの来場者がカメラを片手に、
楽しそうにまわっておりました。


まだみていない方のために、
展示会場の雰囲気の一部だけ紹介します。


安野モヨコさんの描く世界観は、
椎名林檎さんの歌詞のように、
退廃的な艶のある空気が、
根底に流れているのが魅力的だなと、
個人的に感じています。


漫画のイメージによって、
展示方法をがらっと変えてますが、
わたしが今回特に好きだったのは、
花魁の生き方を描いたさくらんのコーナー。


蜷川実花さんが監督をした実写映画は、
ハッピーエンドとみるか、
アンハッピーエンドとみるかで、
感想は分かれそうですが、
やはり花街吉原の門の入り口で、
金魚のアクアリウムを効果的につかった
極彩色の映像美が忘れられません。


今回は狭い空間という制限のなか、
格子や灯篭などを利用し、
和の情緒を工夫されていたと思います。


事前に応募した抽選会に
幸運にも当選したので、
安野モヨコさんのトークイベントや、
サイン会などにも参加してきました。


トーク会では司会者の質問に答えるかたちで
イベントが進行していきますが、
マンガを描くさい、
その雑誌によって読む層が異なるため、
作品によって意識的に、
表現方法を変えていると話されていて、
たいへん興味深かったです。

 
わたしは本人を前にして、
頭の中が真っ白になってしまい、
緊張のあまりお話しできませんでしたが、
サイン会では安野さんから、
気さくに話しかけてくださったり、
笑顔で握手をしてくださったりと、
とても和やかな雰囲気。


はじめて拝見しましたが、
さばさばとしたイメージの一方、
トーク会には参加できたものの、
サイン会は定員オーバーで、
選考もれをしたファンのために、
お土産に用意してくださった
ポストカードにも事前にサインされたりと、
細やかな心配りが素敵でした。


スタッフの皆さま、お忙しいなか、
丁寧に対応してくださり、
本当にありがとうございました。



楽しいイベントが終わったあとは、
お茶をしようと珈琲館さんへ。


いつものお気に入りの席で、
イラスト集を眺めながら、
のんびりとくつろぎます。


この日はいしのまき元気市場さんで、
大好きな金のいぶきを購入していたので、
安野さんにも差し入れしたいなと
しばし悩んだのですが、
玄米は重いかと今回は見送ることに。


美味しいものは、
ついおすすめしたくなってしまいますね。


そのままでも充分おいしいのですが、
X'masは簡単なお肉料理の予定なので、
ボルチーニ茸のリゾットにして、
おうちで楽しみたいとおもいます。