深まる秋の鳴子温泉郷、
紅葉の名所巡り。
鳴子峡レストハウスからの
眺めを楽しんだあとは大深沢遊歩道へ。
国道の喧騒とはうってかわって、
森の中は静寂に包まれています。
人の気配も少なく、
ゆっくりと散策できました。
頭上を見上げれば、
葉の色が移り変わる様子を、
じっくりと眺めることができます。
紅葉の季節は色づきはじめから、
散ったあとの紅葉の絨毯まで、
長く楽しめるのがうれしいですね。
たっぷりと森林浴を満喫したので、
駐車場に戻るため大深沢橋に。
今年は東北でも不思議なお天気がつづき、
寒暖の差が激しかったように思います。
こちら側から見渡す
鳴子峡レストハウス周辺も、
綺麗に色づいていて趣がありますね。
陽射しは隠れていましたが、
迫力のある荒々しい岩肌に紅葉が映えます。
田舎暮らしだと、
電車の本数はかなり少ないのですが、
紅葉狩りをしていたら、
あっというまに時間が過ぎていたよう。
撮り鉄さんたちの様子から、
どうやら数分後に電車が通ることを
教えていただいたので、
再びカメラをかまえます。
前回とは反対側からの登場でしたが、
一眼レフなどで構図をひねれば、
素敵な写真になりそう。
偶然の積み重ねでしたが、
とても楽しませていただきました。
この周辺は散策できる場所も多く、
撮影スポットとして、
人気が高い理由がよくわかりました。
レストハウスの駐車場から出たあとは、
国道47号線から108号線に。
中山平温泉にはうなぎの湯で有名な
日帰り温泉施設もあるのですが、
混雑を避けるため今回の目的は鬼首温泉。
花渕山バイパスから、
鳴子ダムの方角に向かいます。
長いトンネルを抜けて荒雄湖大橋に出ると、
美しい景色がひろがります。
鳴子峡のような知名度はないのか、
47号線のような渋滞はなく、
交通量もまばらなのですが、
橋からの綺麗な眺めに、
急ブレーキで停車される方たちを
何台かみかけました。
紅葉の季節に荒雄湖大橋を通るさいは、
スピードを緩めて、
気をつけたほうがよいかもしれません。
ドローンで撮影した映像をみてから、
ぜひとも来たかった紅葉の名所。
この景色を楽しみにしていたので、
主人がゆっくり走ってくれました。
試しに車から撮影してみましたが、
美しさが伝わるでしょうか。
この歴史を感じさせる
吊り橋からの眺めもよさそうですが、
残念ながら現在は歩行禁止になっています。
この矢楯橋を見下ろす絶景は、
まるで化粧を施したかのように、
山全体が見事に紅葉していましたが、
青空の下でみたらさらに綺麗でしょうね。