福島を訪問したら、
どうしても行きたかった安藤水産さん。


飯坂温泉で1泊したあとは、
福島駅からタクシーに乗り、
お魚屋さんが営む定食屋さんへ。


11時の開店にあわせましたが、
安くて新鮮な魚介がいただけると、
評判の人気店だけあって、
すでに50人ほど並んでいたでしょうか?


店員さんの誘導のもと、
順番に入店していくので、
皆さん、小雨の降るなか行列をつくり、
静かに待っています。


行列は大の苦手ですが、
どうしてもお魚が食べたい気分なため、
覚悟を決めて私も一時間ほど並ぶことに。


安藤水産さんのユニークなところは、
先にレジで注文とお会計を済ましてから、
席に案内していただくシステムで、
基本は相席になります。


市場の食堂のようなわいわいした雰囲気で、
あたたかいお茶やおしぼりは、
セルフサービスになります。


他のお客様がお食事されていらしたため、
今回はメニューの写真は撮れませんでしたが、
ホワイトボードには美味しそうな海鮮丼や、
焼き魚定食やお刺身定食などが、
ぎっしりと記されています。


天然鯛丼680円と悩みますが、
わたしは以前から気になっていた
大漁盛海鮮丼1280円と、
金頭というあまり馴染みのない
焼き魚350円を単品でいただくことに。


30分ほどしてから、待望の対面です。


熱々の海苔のお味噌汁のいい香りのなか、
まず飛び込んでくるお刺身のインパクト。


普通盛りのご飯の存在感をなくすくらい、
ぎっしりと詰めこまれたネタの数々。


カナガシラははじめていただきましたが、
身がしまっていて弾力があり、
しっかりと塩が効いていて、
ご飯が進みます。


ネットで調べてみると、
昔はお殿様が食べる高級魚でしたが、
いまでは時代の流れから、
リーズナブルにいただけるようになったとか。


白身魚は大好きなので、
旅館の朝ごはんであったらうれしいな。


写真には撮しきれない場所に、
さりげなく蛸やハマチなども。


まるで宝探しをしている気分に。


真上からみると、こんな感じです。
そのときの旬のものがたっぷり。


お魚好きにはたまらない
夢のオールスターです。



この厚さ。
ただただ素晴らしいですね。


もちろん後ろから眺めても、
完璧な美しさにうっとり。


宮城県産のものかな?
大好きな赤貝にテンションが上がります。


観光地でいただくと、
もっといいお値段がしそうな
豪華なネタの数々でした。


花見山にお花見に行くまえに、
しあわせいっぱいになりました。


以前裏磐梯に住んでいたときも感じましたが
やはり福島は美味しいものが
いっぱいですね。


開店30分で完売していた
本鮪トロ丼や鰤のカマ焼き定食、
他にも平目のカマ焼き定食や、
炙りマグロ丼や中落ちなども気になるので、
ぜひとも東北旅行のさい再訪してみたいです。


ラストオーダーは14時でしたが、
13時を過ぎると行列が落ち着いてきました。


完売しているメニューはありそうですが、
混雑が苦手な方は、
その時間帯が狙い目かもしれませんね。


安藤水産さん、
豪快な海鮮丼をご馳走さまでした。
また訪問します。