瑞鳳さんをチェックアウトしたあとは、
磊々峡を一望できる
覗き橋ペンションさんに。


こちらは行きつけのBarのお客様が、
よく利用されている素泊まりのお宿で、
かねてから評判を耳にしていました。


宿泊者は無料で、
秋保グランドホテルさんの温泉に
入ることができます。


1階が酒屋さんになっていて、
秋保温泉のお土産を選ぶさいにも便利です。
チェックインはこちらで済ませます。


秋保・里センターに置いてある
仙台西部地区得クーポンを使うと、
350ミリのビールが1本サービスされるので
飲んべえの方は嬉しいですね。



親切な店員さんに案内され、
階段を登ると、
共有の喫煙スペースに出ます。


落ち着いた雰囲気で、
仙台の情報誌なども用意されているので、
ゆっくりできました。



こちらも共有スペースで、
お茶や冷蔵庫も自由に使用できました。


東北の3月は肌寒く、
夜はまたダウンが必要なため、
こたつはありがたいです。



3泊目は洋室のお部屋に。


シンプルな内装ですが、
お一人様にはちょうどよい広さ。



全室禁煙のお部屋なので、
政宗には花ろうそくを用意します。


わたしは根っからの無宗教なのですが、
函館にあるミッションスクールに
3年間通っていたので、
毎朝の礼拝には親しんでいました。


虹の橋を渡ったばかりのペットに、
安らかに眠ってほしかったので、
人通りのなかった磊々峡公園に。


小さな声で讃美歌を歌ったり、
政宗のためにお祈りしたりして、
ゆっくりと過ごしました。


秋保ワイナリーやガラス工房元さんで、
美しい万華鏡を見学したあとは、
お昼ごはんを求めて、
地元のスーパーマーケットさいちさんに。


旅先でのスーパー巡りや道の駅巡りは、
その土地ならではの出会いがあって、
楽しみなひととき。


お目当ては前回訪問したさい、
予約させていただいた中トロにぎり寿司と、
お気に入りのトロ鉄火丼。


平日は生産する数が少ないため、
ご好意で取り置きしてくださいました。


混雑時は受け付けていませんが、
こういった優しいお心遣いに、
ほっこりしてしまいます。


秋保・里センターさんのベンチで、
日向ぼっこしながらいただくことに。


口コミどおり
脂がのっていてとろとろです。


写真は撮り忘れましたが、
良心的なお値段で手軽に味わえる
トロ鉄火丼もクオリティが高いです。 


山の中の温泉街ですが、
素泊まりで湯治に出かける方は、
こういった庶民的なスーパーがあると、
ありがたいですね。


食後は、秋保グランドホテルさんに。  


大きなホテルなのですが、
内装はどことなく昭和を思い出させるので
安心感を覚える雰囲気。


こちらもホテル瑞鳳さん同様、
カラカミ観光さんのグループです。


かなり昔になりますが、
大学のゼミの卒業旅行で、
いちど宿泊したことがあります。


その当時夕食の配膳は、
お部屋食だったと記憶していますが、
現在は陽だまりさんという
ビュッフェスタイルに変わっていて、
時の流れをしみじみと感じました。



お風呂の写真は全て、
公式ホームページからお借りしましたが、
美しい水色のタイルが印象的です。


こちらの温泉も大きなお宿ならではの、
消毒の匂いを少し感じました。


ロビーや脱衣場など施設自体、
古さも目立ってきましたが、
もう少し時間がたてばこのレトロ感が
更にいい味わいになりそうで楽しみです。


個人的にこちらの大浴場は、
太陽の光がたっぷりと射し込む
朝8時以降がお気に入りです。


嬉しかったのはすぐ近くに巣があるため、
ヒヨドリとおもわれる野鳥が、
窓ガラスの外側の枠に、
ちょこんと鎮座していたこと。


よくよく窓ガラスの外をみると、
たくさんの鳥の糞のあとをみつけたので、
たびたび遊びにきているようです。


人に慣れているのか、
ガラス越しとはいえ間近で、
つぶらな瞳にみつめられると、
心がときめいてしまいます。


動物のもつ癒しの力は素晴らしいですね。
ほっこりする入浴タイムとなりました。



幸運にもお客様がおらず、
露天風呂は貸し切り状態。


この空間を独占という
贅沢な時間だったので、
寝湯のようにリラックスしました。


秋保グランドホテルさんは、
渓流に面しているため、
爽やかな新緑が眩しいなか、
磊々峡の遊歩道を散策する姿もみられ、
とても気持ちよさそうです。


暖かい季節になったら、
ゆっくりとウォーキングしてみたいな。



湯上がりにロビーに向かうと、
素敵な歌声が響いていました。


この日は1時間ほどの
ミニコンサートが開催されていたため、
せっかくなので聴いていくことに。



この夜のアーティストは寒椿さん。


涼しげな青年で、
よくとおる声で耳に心地よいです。

 
各テーブルには、
こちらの表が配布されていて、
このなかから無料でリクエスト出来るという
ユニークなシステム。


以前横浜でジュークボックスのある
お洒落なBarに行きましたが、
自分の好きな曲をリクエスト出来るのは、
音楽好きな方には嬉しいサービスですね。


せっかくなので、
わたしも1曲お願いしてみることに。


沖縄の子守唄 童神と悩みましたが、 
東京スカパラダイスオーケストラさんの
美しく燃える森をお願いしました。


やはり生で聴くとしびれます。
寒椿さん、ありがとうございました。


夜の磊々峡は人通りがまばらなため、
ロールスクリーンをあげてみます。


昼とはまったく違った雰囲気で、
静かな時間が楽しめました。



小さなアットホームなお宿ですが、
オーナーさんの人柄があたたかく、
2日間気持ちよく滞在できました。


清潔感も素晴らしく、
真面目にお仕事に取り組む
スタッフさんの日々の努力ですね。
ありがとうございます。



4泊めはたまたま空いていたので、
和室に泊めていただきました。


10畳ほどの広さで、
窓からは雑木林の緑が楽しめました。


秋保・里センターさんから徒歩1分。


真っ赤な壁が印象的な
秋保パン食堂コッペさん。


こちらは秋保温泉に今年オープンした
コッペパン専門店です。


10時からの開店なので、 
休日らしくのんびりと朝寝坊したときも
遅めの朝食をいただくことができます。


瑞鳳さん滞在中も夜食用に、
パウンドケーキやコッペパンを
何度かテイクアウトしてましたが、
せっかくなので、
イートインしてみることに。


メニューはたくさんあって、
テイクアウトはもちろん、
素朴な味わいの煮込み料理なども
味わうことができます。


採石場を改装した店内は、
小さいながらも落ち着ける雰囲気。


2階を吹き抜けにしているので、
天井からこぼれる陽の光が心地よいです。


わたしが訪問したのは3月で、
オープンして2ヶ月もたっていない頃。


接客はまだ初々しくて、
店主さんの真面目な人柄が伝わり、
好感が持てました。


いままでお持ち帰りで、
玉子サンドと粒あんサンド、
きんぴらごぼうサンドといただきましたが、
今回はにんじんポタージュと
コッペパンのセットにしてみました。


まずはパンの違いを感じます。
テイクアウトだと、
縦に切れ目が入るのですが、
こちらは横になっていて、
見映えがよくなっていますね。


ヨーグルトにサラダとにんじんポタージュ、
旅行先でもバランスのよい朝食です。


ごはんとお味噌汁のように、
毎日食べても飽きない
家庭的なお食事が楽しめるのが
コッペさんの魅力。


イートインだったので、
パンを温めていただいたのですが、
びっくりするくらい美味しさが倍増します。


お時間があるときは、
絶対にイートインがおすすめです。


素朴なキンピラゴボウがお気に入りなので
しばらく悩みましたが、
せっかくなのでまだ食したことのない、
季節限定の柚ジャムをお願いしてみました。


酸味と甘味がちょうどよく、
香りが楽しめました。


ゆっくりと食事を楽しんだあとは、
磊々峡のパワースポットに。


可愛らしいハートがみつかりました。



午後からはガラス工房
海馬さんのアトリエを訪問しました。


昨年のG7サミットでも、
宮城県を代表する贈り物として選ばれた
美しいガラス作品の数々。



ゴールデンウィークに
秋保で毎年開催される工房展に、
今年は行けなかったので
残念に思ってましたが。


何気なくみていたテレビで、
海馬さんが特集されていました。


来月三越仙台店でも、
個展がおこなわれるようなので、
父の日のプレゼントを探しに、
遊びに行きたいな。



友人のお宅で晩ごはんをいただいたあとは、
秋保グランドホテルさんで、
気持ちのいいお湯をいただきました。


海の声に誘われて、
湯上がりはまたまた寒椿さんの生ライヴに。


ラウンジは満席で盛り上がっています。
カフェオレをいただきながら、
まったり楽しみました。


翌日は秋保大滝の近くにある
趣のある雰囲気で気になっていた
草庵さんを訪問する予定でしたが、 
急遽友人が訪ねてきてくれました。


パン好きな友達のリクエストで、
再びコッペパン屋さんに。


前回同様、
陽光が気持ちのいいテーブル席に。


今回はロールキャベツと、
コッペパンのセットをお願いしてみました。


ロールキャベツは塩分控えめですが、
ハンバーグのようなボリュームで、
食べごたえがあります。


にんじんポタージュ同様、
優しいほっとするお味で、
身体のなかから元気になれそうな
健康的なランチになりました。


友人の注文した中華風煮鳥サンド。


ファーストインパクトは、
いまにもコッペパンからはみ出しそうな
煮鳥の豪快さが素晴らしいです。
みるからに食欲をそそりますね。


しっかりと味が染み込んでたそうで、
お肉好きな友人は喜んでいました。


美味しそうなので、
今度わたしもいただいてみたいです。


食後は珈琲とパウンドケーキもいただいて
ゆったりとした時間を楽しめました。


秋保コッペ食堂さん、ご馳走さまでした。


秋保温泉のお土産は、
友人おすすめのソーセージ屋さんに。


こちらは秋保温泉の
共同浴場のすぐ目の前にある
小さな小さな手作りソーセージ工房。


テイクアウト専門店として
昨年オープンされました。


秋保温泉は工芸の里としても名高いですが
4月に開催された木の家ロッジ村での
手ん店のイベントでは、
完売してしまったそうです。


ソーセージだけでなく、
鴨肉のローストやビール煮込みなど
ちょっとしたお総菜もあり、
わたしも色々と買い求めました。


ソーセージはポトフにしていただきましたが、
お野菜とよく合いますね。
 

コーンビーフはほぐしながら、
少しずつ赤ワインのあてにしましたが、
しっかりした味わいに、
主人のお酒がすすんでました。


政宗のお気に入りだった
新鮮な秋保野菜を求めて、
アグリエの森さんを訪問しました。


秋保ヴィレッジは久しぶりになりますが、
茶っぷりんの足湯の影響でしょうか?


駐車場が満車で行列だったため、
残念ですが見送ることに。


春休みの期間中だけあって、
すごい人気ですね。


愛子駅に向かう途中、
友達のリクエストで、
錦ヶ丘ヒルサイドモールにオープンした
感性の森を覗いてみました。


パンフレットの地図を 
撮らせていただいたのですが、
木のぬくもりがたっぷりな遊び場は、
小さなお子様にとても喜ばれそうです。


広島に住んでいる姉がきたさいは、
娘さんを連れていってあげたいな。


この日は園内に設置された機械から、
無数のシャボン玉が飛ばされており、
きらきらと太陽の光を受けて、 
青空に浮かぶ様子にとても癒されました。


わたしの住んでいる街では
売り切れていましたが、
昨日多賀城にあるTSUTAYA図書館で、
ようやくみつけることが出来ました。


宮城県・山形県の日帰り温泉クーポン。
のんびりとした休日を
楽しみたいときにぴったりですね。


秋保温泉滞在中にたまたま、
南三陸から避難してこられた
被災者の方とお話する機会がありました。


元々このblogは、
わたしが主催していたサークルを、
アメトピさんに取り上げていただいてから、
心無い方に荒らされてしまい、
長い間お休みしておりました。


再開するきっかけは、
「震災復興とうたわれていても、
新しいお店ばかりが取り上げられて、
昔からある商店は忘れられがちだ」という
ある被災者の小さな呟きが
始まりだったなと思い出されました。


これからも東北の名湯や
地元の隠れたB級グルメなどを
のんびりと紹介できたらなとおもいます。