勇者ヨシヒコと導かれし七人。
主役の勇者山田孝之さん、
賢者ムロツヨシさん、
魔法使いの木南晴夏さん、
バトルマスターの宅間伸さん、
こちらの４人が冒険のメンバーです。
世界を闇におとす魔王を倒すため、
オーブを集めながら冒険にでるという、
ドラゴンクエストの世界観を残した、
ゆるゆるな低予算ドラマ。
４年間の沈黙を破り、
10月７日から毎週金曜日の0時12分に、
第３シリーズが放送しております。
様々な時事ネタをパロディにしており、
チープさと遊び心を全面にだしていますが
ディープな人気を誇っていて、
毎回ゲスト俳優さんを楽しみにしています。
以前は歌舞伎役者の片岡愛之助さんも、
出演されてましたね。
第７話は豪華過ぎました。
期待以上でした。
あまりにも感激してしまったので、
今回は公式サイトさんから、
すべて画像をお借りして、
感想を纏めたいとおもいます。
まずはこのお二人。
夏に王家の紋章で主演を務めた
甘いマスクの浦井建治さんと、
劇団四季を退団後も実力を高められた
わたし好みの渋い美声の今拓哉さん。
パンを盗んで牢屋に入れられた主人公に、
救いの手を差し出したり…と、
レミゼラブルを彷彿させてくださいます。
今拓哉さんの司教役はしっくりきますね。
安心してみちゃいます。
主役のヨシヒコを演じる
山田孝之さんも多才で、
声量がありたいへん素晴らしいですね。
曲もこのために、
書き下ろされたのでしょうが、
スタッフさんの情熱が感じられました。
今年の夏にドラクエ30周年を記念した
ライブスペクタルショーもよかったですが
勇者ヨシヒコが舞台化したら、
絶対観に行きたいな。
こちらはTM NETWORKのおふたり。
一瞬だけの登場でしたが、
昔から好きだったのでほっこりしました。
かつてキャロルのツアーでは、
B'zの松本孝弘さんもサポートギターで、
モンスターの着ぐるみをされてましたね。
木根尚登さんも宇都宮隆さんも、
ファンとしては懐かしいです。
お元気そうでなによりでした。
透きとおる天使のような歌声と、
笑顔が魅力的な新妻聖子さん。
王家の紋章でヒロインを演じられましたが
美女と野獣のベル役もとても素敵。
よくお似合いでした。
戸惑うダンジョーの手をとり、
初々しく会釈しながら、
ダンスするシーンは、
まさに美女と野獣そのもの。
ディズニー好きとしては、
もっと続きが観たくなりました。
宝塚ファンを魅了するオスケル様。
あいかわらず麗しいお方ですね。
わたしがはじめてみた宝塚の作品は、
ベルサイユのばらだったので、
とてもうれしくなります。
予告の声から出演されたのでは…と、
宝塚のサイトで噂は聴いてましたが、
ムラサキを革命軍に誘う姿は、
深夜ドラマにあるまじき、
完成度の高さで素晴らしいです。
またムラサキも次第に、
アンドラとして覚醒するのですが、
木南晴夏さんの美声にびっくり。
この方は銭ゲバや20世紀少年で、
素晴らしいカメレオンを拝見しましたが、
相当努力されているのだろうな。
壮一帆さんと木南晴夏さんのシーンは、
何度も繰り返して観てしまいます。
そして音楽と踊りを愛する
ミュジコ村の高貴なリーダーは、
大地真央様。
お声は昔よりもつらそうですが、
その圧倒的な存在感と美しさに、
ただただ呆然。
やはり孤高の男役、しっくりきますね。
またみられるなんて、感無量です。
まさかこんなゆるいドラマに、
こんなに豪華な方々が…、
贅沢な使い方ですね。
ひとみさんは、
黒木瞳さんをパロってるのかな？
笑わせていただきました。
これだけでも度肝を抜かれましたが、
主人公の山田孝之はん率いるチームと、
ミュジコ村のチームとで、
ミュージカル風に対決してくださり、
興奮がおさまりません。
歌う曲などはオリジナルのものでしたが、
歌唱力が無駄に高いと、
ネットで話題になったのも頷けました。
ライオンキングやレミゼラブル、
美女と野獣やベルバラの他に、
メレブ役のムロツヨシさんの
カットされたネタがあるようで、
噂ではCATSやオペラ座の怪人とか。
来年発売されるDVD-BOXには、
メイキングなどが収録されるようなので、
つい欲しくなっちゃいますね。
第３話で城田優さんや石田ニコルさんが、
FINAL FANTASYのキャラクターで、
登場されたときも面白かったですが、
今回は個人的に神回でした。
このために練習されたのだとおもうと、
なんだか胸がじんわりしますね。
もしかしたら以前ネットでみかけた
勇者ヨシヒコの敵キャラの
アルバイトの募集は、
この回のアンサンブルだったのかな？
こんなに大好きな方々が出てるなら、
ダメもとで応募すればよかったな。
いつか平原綾香さんも、
出演されてくださったら…と、
妄想は広がるばかりです。
放送時間が短い番組でしたが、
濃い時間を過ごさせていただきました。
演者さま、スタッフの皆様、
本当にありがとうございました。
