マイホーム購入時期について



こんばんは星


人生できっと一番高い買い物である住宅購入。


当初は夫の定年まで社宅に住み続けて、それ以降は賃貸かコンパクトなマンションを購入しようかなと思っていました。


しかし、その考えは娘の誕生で変わりました。


我が家は転勤族。
転勤スパンは7~8年なので、そこまで短くはないけれど、必ず転勤はあります。


イコール娘も転校しないといけません。

転校を繰り返すのは娘の負担にならないかなぁと考えはじめ、当初は中学校に進学するタイミングで夫の地元付近で中古マンションを購入しようと思っていました。

でも、ある時、ふとこんな言葉が脳裏をよぎりました。


    

Q.おかねで買えないものって何だろう?


マイホームを買うはなしなのに、一体なに?と思われるかもしれませんが、そのこたえを自分なりに出してから、もう少し早いタイミングでのマイホーム購入を真剣に考えるようになりました。




    

A.時間といのち


これ以外にもおかねでは買えないものは沢山ありますが、この2つがすぐに出てきました。



夫は一人っ子で義父はすでに病気で他界しています。


義母と義祖母と暮らしていました。


大学卒業後は仕事で実家を離れた夫。


休みの日にできる限り実家に顔を出してはいたようですが、結婚前までずっと親と同居していたわたしと比べると家族と一緒に過ごした時間の長さは全然違います。



今は義母と義祖母の2人暮らしですが、いつかは1人暮らしになる義母。


とても優しいお義母さんで娘をもの凄く可愛がってくれています。


いつかはお義母さんの近くに住もうとは思っていたけれど、娘が中学生より小学生の時の方がおばあちゃん(義母)との交流も多いだろうし、お義母さんも旅行など少しでも若いときの方が動きやすいだろうなぁ。と。



娘の成長は嬉しいけれど少しずつ親離れする。


お義母さんも少しずつ老いていく。


勿論、わたしたち夫婦も。


元気で家族一緒に過ごせる時間は思っているよりそんなに長くはないのかもしれない。



少し前に初めて夫に聞きました。


「家を買うとなるとお金のこともあるけれど、現実的な問題は一旦置いておいて、少しでも早くお義母さんの近くに行ってあげたい?」と。



『おかねのことを気にしなくていいのなら、本音は早く近くに行ってあげたい。』



この言葉を聞いて、わたしはすぐに約2年後にマイホームを購入するために必要なおかねやその後の生活費をシミュレーションしました。



その内容をFPさんにも見てもらい、無謀ではないこと。

ローン返済しながらの生活も無理ではないことがわかったので、その事を夫に伝えました。



転勤族なので、マイホームから通えない範囲での勤務地の場合は単身赴任になりますが、次の勤務地が出て通勤圏内なら、娘の小学校入学のタイミングでマイホームを購入するつもりです。


この選択が正しいのかどうなのかはわかりません。


ただ、時間は巻き戻せない。


夫にもっと、お義母さんとの時間が欲しかったと後悔して欲しくない。



わたしは両親健在なので若くに父親を失った夫の気持ちをわかってあげることはできません。



どうしたって、夫はお義父さんに会えない。


でも、お義母さんとの時間は残されている。




一番はじめはマイホームを購入するつもりは全く無かったけれど、こんな風に色々感じることがあり、考えが変わりました。


わたし自身、夫の地元に行くことに抵抗はないし、わたしの地元へは車で帰ることができる距離なので。


家を買うことそのものはおかねの問題かもしれないけれど、そこに辿り着くまでの気持ちも大切にしたいと思いました。



来月末に転勤先がわかります。

その結果次第で2年後の購入に向けて準備をしたいと思っています。



但し物件価格の上限など購入する際の条件は決めています。

これについては別途まとめたいと思っています。


当初の予定よりかなり早くなりましたが、しっかり考えて準備したいですグー