気がついたら夜明けなんて! | MERRY MERRY

気がついたら夜明けなんて!

布団の横に本を山積みにしてニヤニヤ
どれから読もう
ああもったいない
ページを繰るのがもったいない

どれから読もう
どれから読もう

延々悩んでやっと読み始めて
気がついたら朝が来てた
学生の頃は夏休みっていうと
こういう事してたなー
がたん!って新聞が来てやっと寝ようと思うくらい
熱中して読書して

子供の頃も図書館から借りてきた本を
読む順番を決めて積んで
ちょっとずつちょっとずつ読んで
寝るのがもったいなくって
豆電球の明かりでこそーり読んだっけな

熱を出して学校を休むときに読む本は
ムーミンのシリーズかはてしない物語だった

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耳を真っ赤にし髪をくしゃくしゃにして、日の暮れるまで本の上にかがみこみ、まわりの世界を忘れ、空腹も寒さも感じないで読みに読む、そんな経験のない者ー、
父とか母とか、それともだれか世話ずきの人に、あすは朝が早いんだからもう寝なくてはという親切な理由で電灯を消されてしまい、ふとんの中で懐中電灯の明かりをたよりにひそかに読みふける、そんな経験のない者ー、

「本って、閉じているとき、中で何が起こっているのだろうな?」バスチアンはふとつぶやいた。「そりゃ、紙の上に文字が印刷してあるだけだけど、ーきっと何かがそこで起こっているはずだ。だって開いたとたん、一つの話がすっかりそこにあるのだもの。ぼくのまだ知らない人びとがそこにいる。ありとあらゆる冒険や活躍や闘いがそこにある。ー海の嵐であったり、知らない国や町にきたり。みんな、どうやってかわからないけど、本の中に入ってるんだ。読まなくちゃ、そういうことをいっしょにやれないわけだけど。それはわかっている。だけど、それがみんな最初から中に入っているんだ。どうやって入っているのかなあ?」


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