毎日のようにガーデンベジタブルを観察していますが、雨に打たれて野菜たちも元気に輝いています。
特に屋根をしているミニトマトは、直接雨に打たれる事はありませんが、グングンと成長していますので、測ってみますと一日で10cm程度も伸びています。
成長と肥料のバランスも良くて、葉も濃いグリーン色をキープしているだけでなく、葉曲がり状態(肥料が多いと葉が巻いている)もなくて順調です。
また、実も小さいながらも4段目まで付きだして西尾農園とお母さんを喜ばしてくれています。
グングン成長しているミニトマトです。
実もたくさん出来てきましたので、肥料を施しています。
フルーツトマトも負けじと育っています。
同じように実を付けましたので、少しずつ肥料を施しています。
プロの農家はホルモン剤(トマトーン)を花に散布して受粉を促していますが、自然農法にこだわる西尾農園は花の房を軽く手でゆする程度で、ほとんど自然の状態で栽培していますが、実の付き方に差はありません。
トマトの剪定も大玉(桃太郎ホームトマト)は、着果した実に太陽の光が十分に当たるように葉を強めに剪定していますが、ミニトマトは肥料をコントロールしていますので、ほとんど剪定する必要がありません。
でも、脇芽だけはしっかりと剪定しなければ、トマト本体のバランスが崩れて、実も付きにくくなりますので、ご注意を。
剪定した脇芽を挿し木にしますと梅雨で雨も多いので、ほとんど根付きますので、ある程度の大きさに成長すれば定植して増やしてください。(特に、苗の価格が高いフルーツトマトは有効です)
◎トマト類、キュウリ、ナスは多くの方が栽培していますが、剪定についてはあまり知られていませんが、ここがプロとアマの違いで、プロの農家は思い切った剪定をしますので、たくさんの野菜を収穫する事ができますので、ここが野菜作りの最大のポイントだと思います。
また、トマトの摘果ですが、大玉トマトは一房で3個を目処に栽培をしていますので、たくさん着果したときは、小さなものを摘果して成長を促しています。
しかし、ミニトマトの場合は着果してもトマト本体への影響が少ないので、そのまま放置しています。
トマト本体が体力的に苦しい場合は、自己防衛の本能が働き、自然落果して守りますので継続して観察をしていると分かるようになります。
よくブログでピーマンが小さな実を付けたので喜んでいると実が落ちてしまったとコメントがありますが、これがまさしく自然落果です。
ブログの写真を拝見していると苗が30~40cm程度なので、成長期に入ったばかりなので実を付ける体勢にはなっていません。(病気ではなく、自然現象です)
むしろ、この時期に肥料を少しずつ施して、成長を促すことで将来的には元気なピーマンが育ち、もういらないというほど実を付けて嬉しい悲鳴をあげるようになりますので、今は我慢してください。
今日は、トマトとピーマンの管理方法をご紹介させていただきましたので、参考にしてくださいね。