昨日(2018年10月8日体育の日)、生まれて初めて外岩クライミングに行ってきました
場所は八女市の日向神ダム。道端エリアと呼ばれる崖です。
枝村さんというベテランクライマーさんが開いている、ライトフットワークのフリークライミングクラス初級中級に参加しました
博多南駅で待ち合わせて、枝村さんの車に乗せてもらって現地へ。
途中、1人お客さんを拾って、現地でもう1人のお客さんと待ち合わせて、3人で参加となりました。私の他のお2人は、60代(?)の男性でした。
土曜日の台風
の影響で、日曜までは壁が濡れていたそうです。道端エリアは陽当たり
がよく、昨日は乾いてました
他のクライマーたちもみんなそのエリアに集まって、総勢20名を越えました
6人同時に壁に張り付いて登ってて、こんなに混んだのを見たのは初めてだと皆さん仰ってました。
の影響で、日曜までは壁が濡れていたそうです。道端エリアは陽当たり
がよく、昨日は乾いてました
他のクライマーたちもみんなそのエリアに集まって、総勢20名を越えましたまずは枝村さんがコースを説明しながら、支点(岩に打ち付けた金具)にヌンチャク(というカラビナを2つつなげたもの)を、そのヌンチャクにロープをかけて登って行きます。手足が置きやすいところにはチョークで印をつけてくれます。
枝村さんのビレイ(ロープの確保)は生徒がして、私も一度させていただきました。
枝村さんが終了点にロープを掛けて降りて来られたら、次は生徒の番です。
ロープの端を自分のハーネスにつけて、反対側を枝村さんが確保してくれます。その状態で、さっき枝村さんが登ったコースを、自分で登って行くのです。
もし落ちた時には、枝村さんがロープを張ってくれているので、終了点を支点にぶら下がることになります
ボルダリングもそうなんですけど、上手な人が登るのを見ていると、自分も簡単に登れるんじゃないかと感じるんですよ
ですが、いざ上に行くと、あれ、どうやって登ったんだろう?ってなります。
特に自然の岩には当然ホールドがあるわけではないので、ここであってるのかな?
の連続です。だって、ボルダリングの小さなポッチみたいなホールドよりももっと小さな足がかりしかないんですよ! ポッチというより、むしろくぼみ。えー!ここですか
本当に
枝村さんは、いろいろ口を出すタイプの先生ではないです。ずっと止まって迷っているとヒントをくれますが。例えば、「足元をよく見てください。もうちょっと右。そうです、それです。」一度失敗すると、「左足をちょうどおへその辺りに置きたいんです。だから、右足をどこに置きましょう?」みたいな感じです。その指示される足がかりが、先ほどのくぼみ
一言で言うと、「怖かった」です
10mくらいの高さのところで立ち往生。手も足もなかなか出ません。くぼみにやっと足を乗せて、意を決して、その足に体重をかけて立ち上がる…の連続です
難しいところだと、立ち上がる時にその足がつるっと滑って、枝村さんに支えてもらう。「あー、ロープなかったら今死んでた〜」
もう一度、落ちたところ、先ほどより少し下から再トライ。同じところでまた悩む。足場はここでいいのかな?立ち上がる時には先ほどの失敗が頭をかすめて、ますます怖い
足はガクガク震えるし。スラブ壁なので手がしっかり掛からないとわかってても手の置き所を探すのをやめられないし。落ちても大丈夫とはわかっていても胸はドキドキするし。滑って落ちるし(50cmくらいしか落ちないけど)。頭でわかってても、身体が制御できない感覚は独特でした。
でも、普段のジムとは違って、自然の中で登るのは楽しかったです
崖の下には川が流れていて水音が聞こえます。ぽかぽかお日さまが優しく照らしてくれます。蝶々が来てロープに止まったり、登ってる女の子のチョークバッグに止まったり。登ってたら葉っぱがひらひら落ちて来たり。
登り切った時の達成感も、ジムより少し上質な気がしました
反面、ジムの良さも感じました。課題に何度も気軽にどんどんチャレンジできるし、大胆なムーブも使えます
あと、トイレがあるからプロテインも水もしっかり飲めます。
<登ったルート>
ビレイは広場で5.7→君のために5.9→
ちょっと怖かったけど、それなりに手足の置き所がわかったので、あまり苦労なく登れました。
春の光(下部)5.7→
ここは崖にも慣れて、グレードも低くて、少し余裕がありました。
四郎5.9→
これだけはスラブ壁ではなく、ファミリー壁と言われる垂壁に近い壁。むしろ、こちらの方が手が掛かるところがわかりやすく、ジムに近い感じでした。ただ、核心部分ではどこを持てるのかこちら側からは見えなくて、怖かったです。一回落ちて、ぶら下がりながら、枝村さんにどこに手足をかけられるか再度教わり、ムーブも確認させてもらい、再度そこから挑戦。なんとか登れました。
瞳5.10a→
核心部分で二回落ちて、足がガクガクに。前述の本当に足はここで合ってるの?はここです。足はどこか下から教えてもらい、手はそこを少し持てるとヒントをもらって、勇気を振り絞って気合いでなんとか登れました。ヒントをもらわないと登れなかったし、ヒントなしにもう一度できるかは不安です。
ルネッサンス5.10b→
核心部分で右足に乗って左足を上に挙げることができませんでした。頭の中で2回くらい試みましたが、身体がついて来ず、断念。もう少し足に乗れるようにジムで練習してから登ろうと思いました。
君のために5.9→
写真用にもう一度。上のルネッサンスと隣りのルートなので、同じロープで登れたので最後に再度登らせてもらいました。
スラブ壁






