UPOINTを通してのまとめです。

 

UPOINTは元々症状などを表すためのものですが、自分は勝手にUPOINTが原因として説明つくのではないかと解釈してのものです。

UPOINTから見えてきたこの病気慢性骨盤疼痛症(慢性前立腺炎)の原因は

・尿の逆流(U) (尿の逆流の原因として圧迫(O)や骨盤底筋群の過緊張(T)もあると思います。)

・慢性的なストレスや不安(P)・自律神経の乱れなどから来る骨盤底筋群の過緊張(T)

・物理的圧迫(O)

・感染症(I)

これらにより前立腺に炎症が起こり、それが悪化すると陰部神経(N)に障害が及び

さらに悪化すると周囲や、より中枢の神経を巻き込んでしまうということです。

同じように闘病してる人の話も総合して、大体このような理解で間違いないと思います。

 

表でまとめてみました。赤字はUPOINTでUならUでそれぞれに対応したもの

青字は別のUPOINTが関係しているもの(例:Uの項目なのにTの要素もあるなど)で

これを見るとUPOINTそれぞれが、お互いが関係し合っていることがよくわかります。

 

 

大事なのは自分がどの要素が一番大きいのかを把握することだと思います。なぜここまで病態(原因)を何回にも渡り述べてきたかというと、結局何が原因で発症し、改善していないかで治療方針も変わるからです。人によって効果がある治療とない治療が大きく分かれるのも

原因をはっきりさせてないからという面もあると思います。(ただ1つの原因だけでないことも多く注意が必要です。)

 

わからない場合、どんな場合でも一番はまず感染症を除外することだと思います。病歴(不特定多数と性行為や、風俗、直前に尿道炎になった など)が重要で、あとは、検査としては抗生剤投与前に、最低でも前立腺マッサージ後の尿検査(いわゆるVB3)をしてくれることだと思いますが。その上で通常の細菌培養や淋菌・クラミジア検査に加えて、ウレアプラズマやマイコプラズマも調べてもらうのは必須だと思います。

なかなかここまでしてもらえるケースがないのも、この分野の問題です。その場合は仕方なく、ネット上のSTDチェッカーなどでウレアプラズマやマイコプラズマなどは検査するしかないのですが、これは前立腺マッサージ後の尿検査ではないという問題があります。もし誰か直腸診してくれる人がいるならお願いしても良いのかもしれません。

 

ここまで感染症にこだわる理由として文献では非細菌性とされている事例の25%に実は細菌が隠れているのではという報告もありますが、泌尿器科の先生で抗生剤投与すると7-8割治るという先生もおられました。「治る率そんなに高くないでしょ?」と思いますが、逆に7-8割が感染症と言われても驚きません。

感染症でない場合は、やはり物理的圧迫や尿の逆流によるものを考えることになりますが、このケースの場合、特に骨盤底筋群の過緊張や血流不足が絡みます。次回はそれぞれに対応した治療についてです。