UPOINTの最終回は

T(骨格筋の圧痛・緊張性tenderness of skeletal muscles)です。

 

「腹部や骨盤底の触知可能な筋痙攣や圧痛点がある」と言うもので、この圧痛点は、いわゆるトリガーポイントと同義と思います

逆に、この点を刺激すると前立腺炎の痛みが誘発されるため、ここをほぐす(ハイドロリリース)ことで改善に向かうと言うものになります。実際に、アメリカなどでは「骨盤の頭痛」と言う本に代表されるように、骨盤底筋群のハイドロリリースを行ったりと理学療法が系統的にしっかりとなされています。

 

そして、骨盤底筋群の問題が原因として関係しているかと言われたら、関係しているのだと思いますが何より病気を改善するためにここにアプローチすることがかなり重要だと思います。

特に物理的圧迫が原因の人の場合は相当関係していると言って良いでしょう(感染症の人も多少関係していると思います)

 

骨盤の頭痛の「ワイズーアンダーソンプロトコル」(スタンフォードプロトコル)では、緊張‐不安‐痛み‐保護防衛の自生サイクルとなっておりますが、自分なりにもう少し加えて解説すると

慢性的な不安・もしくは自律神経の乱れ→骨盤底筋群の過緊張→前立腺周囲の圧が高まり血流も不足→感染症や物理的刺激などの要因で発症しやすくかつ、発症した前立腺炎が治りにくい→前立腺炎が骨盤底筋群に及んでさらに筋収縮

ではないかと思います。

 

自分は慢性的な不安もあり常に筋肉緊張しているので合致しますし、筋弛緩作用のあるアモバンで改善したり、骨盤底筋群を広げるような姿勢をとることで症状が明らかに緩和されるのもこれを示唆します。

治療に関しては骨盤底筋群過緊張に対してアプローチする方法もありますし、血流をよくするためのアプローチもあるかと思います(それに関しては詳細はまた別途)

 

問題は、骨盤底筋群治療に対応した理学療法をしているところが日本では少ないと言うことです。

東京の方にはいくつかあるようですが地方在住者には苦しいところです。自分で勉強して理学療法士に伝えるしかないのかな。

 

ただ、実際この理学療法を受けて完治というわけではなく寛解程度、しかも数日で効果が現れるけど、寛解には数ヶ月単位という日数がかかるようなので、あくまで治療の一助という感じなんでしょうか。

 

次回はUPOINTのまとめで、前立腺炎の原因についてまとめます。

なぜこんなに原因にこだわるかというと、人によって原因も少しずつ違うし、それによって治療も異なってくるからです。

ある人に効いたのにある人には全く効かない というのはここに関係もあると思います。