今回はI(感染infection)です。
UPOINTにおける定義としては、前立腺液中の細菌証明ですがそこまできちんとやってるケースは少ないように思います。
さて、慢性前立腺炎の原因になりうるかと言えば、一定数は間違いなくあると思います。そもそも急性の性感染症から慢性化してしまうケースもいくつか聞いております。(前立腺炎カテゴリーⅡになるのだと思いますが、このように実際に細菌が関与が認められているのは原因の5%と言われたりします)
一方で細菌が検出されず、カテゴリーⅢに分類されるケースが圧倒的に多いのですが、細菌検出されなくても抗生剤で治ってる事例も結構あるようなので、実際には拾えてない感染があるケースが結構ある(つまりカテゴリーⅢと思われてたが実際にはカテゴリーⅡってことですね。)と思います。特にウレアプラズマとかマイコプラズマですね。病院で調べない(調べれない)ケースも多いです。
また本来前立腺マッサージ後の尿検査をすべきですし、そこがされてなく単純な尿培養のみで細菌陰性と言われてる事例は多々あると思います。とっても優秀な感染症科の後輩(泌尿器科医より経験多い)も、この分野は細菌が見逃されているケースが結構あると言ってます。
で、細菌性を疑ったとして、元々前立腺は抗生剤が届きにくい上に、耐性菌の問題もありなかなか治らないケースもあるのだろうと思いますが、それでも少しでも可能性を疑えばまずは抗生剤を長期(4-6週)投与するのは人によってはすべきだろうと。
ところが泌尿器科医は保険の関係か耐性菌を考慮してか、あまり長い週数出したがらないようです。
ただ、急性前立腺炎患者さんには抗生剤4週間前後(場合によっては6週)の投与が普通です。急性でも4週間抗生剤を使う疾患で、慢性化してるのに1-2週間でやめちゃうのって感染症診療としてはどうかと思うのです。(自分は感染症診療は、それなりに得意なつもりです、多分)
抗生剤の選択については今回は割愛させてもらいますが、それで改善ない場合は、バイオフィルムと言って、防御壁を作り抗生剤が効かないようになっている状態となっていて、治らない可能性があります。
これに対して尿路洗浄で改善してる方の著書も拝読しました。
個人的に慢性副鼻腔炎にも罹患してるのですが、毎日鼻洗浄してると全然普通に生活できるので、それと似てると思いますが、普通やらない尿路に対してここまでやるのは凄いとしか言えないです。
さて、自分自身は、病院の検査では、尿検査も異常なしで、思いあたる行為も妻以外とはなく、でも一応自分個人で調べてみたところウレアプラズマPCR陽性でした。(妻は陰性でした)
ただ抗生剤(ウレアプラズマ用のビブラマイシンやグレースビット)が効いた感じもなく、単純に常在菌を検出しただけなのかもしれません。
あと、これはいわゆる一般的な西洋医学の手法ではないので、話半分で聞き流してもらっていいのですが、Oリングテストでは、アデノウイルスの反応があるので、実はアデノウイルスだから抗生剤で治らないのかもしれません。
取り止めのない話になってしまいました。。。すいません
次の記事で詳しく載せますが、自分の中では、ほぼ全ての内科の病気に感染症が絡んでいると思っています。
なので個人的には、感染症(特に性感染症とは限らない)契機に発症した人も結構いるのではないかと思ってます。つまり前立腺(とそこからくる陰部神経)に本体はあるけど、その原因として圧迫など物理的刺激、尿の逆流以外に感染症ということですね。
聞いてみると職場の人でも2人ほど、硬い椅子に座り過ぎで自分と同様の症状になったけど、硬い椅子に座らないようにしたらそれぞれ1ヶ月と3ヶ月ほどで完治した人がいて、そういうのは物理的刺激だけなので、こういうケースは治りやすいけど、難治の感染症が絡んでたり、そのまま陰部神経に問題が出たケースなどは簡単に治りにくいのだろうと思ってます。