2月の新型コロナウイルス罹患後に悪化したと前回記載しましたが、

今回の増悪時は昨年と違い、排尿後(排尿中ではない)に会陰が痛くなることが多いことに気づき、色々試行錯誤してみました。

 

当初は、「排尿時に前立腺を刺激しているからなのか」 とか 「排尿中に逆流しているのか」と考えましたが

それなら排尿中に痛くなるはずなので、合致しません。

 

色々考えた上で最終的に

・排尿において最後の一滴までしっかり出し切って(陰茎をしっかり振って)、尿を亀頭に残しておかないことと

 

・排尿後は、一旦皮をかぶせておく(いわゆる包茎状態を作ること)こと

によって改善することがわかりました。

 

前者は、排尿中に逆流しなくても、出し切らなかったら排尿後に亀頭近くに残った尿が逆流するもしくは、亀頭を刺激するのではないかという風に考えています。

後者に関しては、自分の場合排尿時に、神経走行の関係で亀頭が少し刺激され感作されるのだと思いますが

その感作された状態だと、その後服などに当たる少しの刺激でも悪化するので、皮で包んであげることで服からの刺激を防ぐことができるのだと考えています。

 

あくまでこれは自分の仮説であり、しかも自分の場合の話です。

他の方には排尿中に痛くなる人もいるでしょうし、皮を包んだところで変わらない人もいるでしょう。

(初期であれば)排尿をスムーズにするα遮断薬で良くなる方もいるでしょう。

 

ただ、慢性経過の場合は、神経感作の要素が間違いなくあると思います。

となると、どこかの神経が過敏になれば、当然神経が繋がっている別の部位も痛くなる可能性が出てくるということです。

 

実際、昨年肛門痛がひどかった時は、亀頭への下着の刺激による亀頭痛がひどい時と重なってたので

亀頭痛→肛門まで波及してたのだと思います。

やはり神経走行的にも自分の場合は、亀頭を適宜保護すること(神経感作させないこと)も大事なのだと思います。

 

また、自分は朝起きた時は全く痛みがないのですが、その時はこの病気になって現れて1日中ほぼみられる足の指先の痺れも消えてます。

で、会陰の痛みが出てる時や亀頭の痛みがある時は、足の指先の痺れもひどくなります。

遠い場所にまで症状が出ている、これこそが神経痛(神経感作)の要素がある証拠だと考えます。

 

どんな人でも基本は物理的刺激(長時間の座位、バイク、射精、感染)とかが最初のきっかけだと思いますし、物理的刺激は慢性経過中の悪化要因にもなるのですが、慢性経過であれば、神経要素は間違いなくあるのだと改めて実感します。

だからこそサインバルタやタリージェ(リリカ)が奏功する人がいるのでしょう。