野崎の別班員誘拐の加担とXinxiへの加入が、「真の裏切り」なのか「裏切りを装った作戦」なのかは、現段階では判断が難しい。13~14話の展開を素直に受け取れば裏切りだが、実は味方でしたというドンデンの返し方がVIVANTらしく、複数ある違和感にもマッチする。
上記の記事にある、野崎の「嘘」を傍証と受け取る人も居るけど、そもそも別班を裏切ったからといって、野崎がXinxiに全ての真相を語る必要はない。ベキ関する真相が未だカードとして使える内は、明かさずに留めているだけかもしれない。そもそも、S1を含めて野崎の発言は全て疑ってかかる必要がある。野崎はその場その場で、何を言えば相手を思い通りに動かせるかを優先して発言しており、メリットがない限り、「真実」を語るべき義務など1 mmも感じていないのかもしれない。
加えて、裏切りが偽装であった場合でも、誘拐された別班員5人が既に実害を被っている事実も見逃せない。
別班員の任務は「サンドバッグ」か?
忘れては行けないのは、4人の別班員は乃木に撃たれ重症で入院中に拐われており、その傷も癒えぬ内に14話で明かされたように、傷で顔が別人にすら見えるように拷問を受けている。よくあるスタイルとしては、左右手足計20枚の爪を一枚一枚剥がし、次に一本一本指を骨折させ、更に一本一本切断し、まだ吐かないなら、手足も2,3本切り落とすかもしれない。5人も居るし、情報を引き出すのが最優先なら、半分くらい死んでも構わない拷問を加えるだろう。女性に至っては、性的暴行を加えない手はない。あくまでフィクションだが、阿部寛さんも出演した「エトロフ遥かなり」で、日本兵が中国人女性を凌辱したヤリ口の凄惨さは頭から離れない。乃木も長野も別班は拷問を耐える訓練を受けているが大丈夫と繰り返すが、日本人の人権なんて度外視してい敵組織の拷問に死なずにいれる保証はあるのか? Xinxiに公安の警視が潜入するから、別班員に誘拐・拷問されて、視力や手足の2,3本失ってこいなんて命令を自衛隊が下せるのか? 或いは、作戦は公安部外事が主導していて、拐われる別班員には何も知らせず、野崎がXinxiに占有できるなら別班員が何人か再起不能になっても構えへん、構えへんって態度なのだろうか? でもこんなんバレたら、警察組織と自衛隊との全面戦争にならへん?
いずれにせよ、野崎の潜入の為に別班員に拐われることを国が課したのなら、別班員は「サンドバッグ要員」であり、これ以上無いほどのブラック職場である事は確か。
P.S. Xinxiは「信息」?
Xinxiの発音に中国語は複数在るようですが、諜報機関なので「信息」(information)だと最も分かりやすい。ただ、組織の名前なので「新犀」「神犀」「心犀」「新星」等のキラキラネームもあり得ると、Geminiが教えてくれました。
