有安杏果 サクライブ なんばhatch の雑感です。
個人的なクライマックスは、アンコールの逆再生メドレーでした。
ココロノセンリツでもお馴染みの趣向ですが、今回は改めてバンドさんの演奏力と、杏果 の歌唱力に凄味を感jじました。
メロディだけでなく、アレンジまでみるみる変化する様は刺激的。
もはや逆再生メドレー だけで独立したショーが、成立するレベル。
小田和正のクリスマスの約束での「22'50"」にも似た高鳴りがありました。
なんなら、そんな新曲をつくってみては...って、すでにボヘミアン・ラプソディーという前例がありましたね。
星野源のアイデアもそうかも。
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杏果がキーボードで弾き語りした「心の旋律」も白眉でした。
歌もやけど、キーボードがめっちゃ心に染みました。
本人はめっちゃ緊張してたし、客観的には拙い部分もあるのかもですが、自分にはとっても響きました。
同様に「虹む涙」もいい感じでした。
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新曲「サクラトーン」も、カッコよかったです。
メロディもアレンジもええなぁと感心してて、歌詞まで聴き込めませんでしたが、代表曲にもなりうる雰囲気がありました。
CDリリースは難しくても、配信されて、新たな春ソングとして、ラジオから流れて欲しいなぁ。
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バンドやアレンジの変化で、曲に新たな面を見いだせるのもライブのいい所。
今回は「遠吠え」に対する印象が変わりました。
Jazzyな曲では、「愛されたくて」のcuteさが好きでしたが、今回の 遠吠えはめっちゃcoolに感じ、今まで以上に響きました。
杏果自身が、Jazzに似合うシンガーに成長したのかも。
色恋沙汰でウダウダ言われない、Jazzの道へ進むのもありかもです。
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スタンディングでの鑑賞に、気分がすぐれなくなる女性がいたりはしましたが、なんばHatchは終始あったかい雰囲気でした。
平成生まれの若いオーディエンスが多めなのは意外でしたが、ソロシンガーとしてこれからが本番の杏果には、明るい材料ですね。