PhD中と卒業後2年はバリバリと論文を書いておりました。
すっごい大変だったけど、なんか良い感じで、このままいけるんじゃない?ってちょっと感じておりました。(波に乗っていたというか)
で、論文が発表されて、専門医の更新されて、みたいなのが重なった時に、「一段楽したし、一休み」というのをしたら、もうリズムに戻れなくなってしまいました。。。
この2-3年くらいは受け身に、頼まれたものを執筆したり、査読をしたり、相談を受けたのに応えたり、そんな感じで過ごしていました。
それだって十分に「MD, MSc PH, PhD」を発揮していますが、でも、「消費者より創造者に」「世界を前進させるために、知識の積み上げや活用に参加しないと」って想いがありました。
「一段楽したし、一休み」の間に、より馬にのめり込んだというのもあります。
「一段楽したし、一休み」の間に、コロナ的制限が解けて、人に会ったり土地を訪ねたりができるようになったってのもあります。
1日24時間、1年間52週間って、時間が短すぎる!
(スウェーデン在住の頃は、何月も目安にしてましたが、第何週ってのも目安で社会が動いてましたね。)
そんな中、学会の委員になったり、厚労科研の研究員に加えてもらったりが起きました。しかも、精神科医療における強制加療・行動制限に関する内容で、私にとってはライフワークな課題。
その仕事をコツコツやりまして、レビュー的なことをやっておりました。
そしたら、今年度から学会では委員に加えて、評議員となり、厚労科研関連では客員研究員となりました。(しかも、中枢的なあの組織)
今年度は、客員研究員として出張にも行かせてもらえます。
例えば↓を掘り下げに。
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0160252721000650?via%3Dihub
自然とこうなりましたが、これって韓国の研修に参加して他時に、「研修後に、あなたはLSHTMへの進学が決まっていますが、卒後はどうするの?どうしたいの?」って聞かれた際の回答と重なります。
希望したもの、夢見たものってどこかで実現するものですね!
そんな訳で、そこから、質的研究1件とレビュー1本がガシッと走っております。
ガッチリ取り組みたいと思います。
頼まれ系で書いているレビューが2本あります。
1本は投稿して査読から一回戻ってきているので、それに作業中です。
もう一本は別の先生がfirst authorですので、大枠を相談した後の、draft待ちです。
基本形がFBで流れているのを最近見かけました↓。
論文は何事もこの思考回路で書く感じです。
下記を最近年間申し込みしました。
活用しようと思います。
下記は毎日助けてもらっています。こちらも年間契約中。
ちなみに、私のこの働き方だと、経費は出るし、機会はもらえるし、指導や同僚のフィードバックはもらえます。
が、給料は出ないです。
でもね、プロで研究員をするには、私では業績不足がまずあるのと、なっても給料が臨床の半分くらいになってしまうと思うのよ。
臨床の時間も減ってしまうし。
おそらくキャリア当初から研究して論文書いていれば業績積み上がってましたが。
私的には、今のバランスはとてもよく、臨床でお給料をもらいながら、研究を週一回するって感じかな。
このバランスも昔IoPへキャリア相談に行った時に、もらった助言ではあります。
他にも、「Whatever you do, keep publishing.」ってのもおっしゃっていたな。
それは「研究者の助言っぽい」って、心理士&WHO元同僚&イギリス人の友人に指摘された記憶もある。
今回の出張でもIoP関連寄ります。
IoPが世界的施設ってのもあるけど、私にとって縁がある施設な気もします。
LSHTM卒業生だから、LSHTM界隈はもちろん関連深いです。
ちなみに、MD, MScPH, PhDをフル活用できているのだろうか?という疑問が自分にいつもあるのですが、MD PhDがないと今回のポジションはないですし、大学で講義もないかもしれないと思います。
なので、MD, MScPH, PhDをいっぺんに使うことはないけど、仕事によっては使っているってことになりますね。
いずれもとる過程が大事だったなあとも思いますが、とってからも使ってます。
客員研究員、張り切って取り組みます。
より良い世界に役立ちますように!