受ける印象と実際に乖離があることについて | 女医の国際精神保健

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精神保健および公衆衛生を軸に、韓国、ロンドン、ジュネーブ、ニース、フィジー、赤道ギニア、東京、インド。
他にも、旅行、馬術、音楽、写真などについて記載しています。

いつも見ているもの、いつも聞くこと、自分の経験などなどから、人は世の中を見ます。

この要素だからあの結果になったんだ。

この要素があるところにはあの要素がいつもある。

こんな人なのに、あんなことができる。

男だから、女だから。大人だから、子供だから。日本だから、欧州だから。

 

その枠に自分を当てはめてそれに沿って行動しないといけないような感じになったり。

大きな決断を事実とは異なるただの印象で下して間違いを起こしたり。

そのあたりは、研究ー政策決断などを仕事で考える私の課題であったり、病状で滅入って諦めかけている人に具体的な解決策と希望を提案したい私の臨床での心がけだったりします。

 

先日、下記の地図を見かけました。

日本と欧州の地図を縮尺を合わせて重ねたもの。

日本って結構大きい!

ロンドンージュネーブが90分くらいの飛行で、経験ではなんとなく分かっていたけど、改めて見てみると、「意外と日本は大きい」。

 

 

中国と太平洋に囲まれた日本ってすごく小さく感じていたけど、印象と事実って違うのね。

「日本は山が多くて4割くらいの土地は人が住んでいない」ってどこかで聞いて、「電車に乗ってもずっと線路沿い家だし、街も人だらけだし、実家沸かないわ〜」って思っていたけど、こんなに大きかったらそうなんだろうなあ。

 

事実が腑に落ちる資料ってのも大事!