「 国際舞台で活躍するキャリアと大学院留学の意義 」の講演の動画を見かけました | 女医の国際精神保健

女医の国際精神保健

精神保健および公衆衛生を軸に、韓国、ロンドン、ジュネーブ、ニース、フィジー、赤道ギニア、東京、インド。
他にも、旅行、馬術、音楽、写真などについて記載しています。

「 国際舞台で活躍するキャリアと大学院留学の意義 」の講演の動画を見かけました。





かなり同意します。
題名に興味がある人は是非見て欲しい。
スライドが見えないのが、ちょっと残念ですが、音声だけでも十分理解できます。

全体が良くできていますが、私の印象に残ったのは特に以下の点。
「誰でもできることと思っても、実際にやったのは自分です」というメッセージは力強い。
また、
ー 何をしたいですか?
ー なぜ明日できないですか?
ー なぜあなたがそれをやるべきなのでしょうか?
その回答があなたの次のステップを決めます。
そして、そして、critical thinkingの力は私も欲しい!

この動画で情報を得ながら、世界の大学院をみなさんにも目指して欲しいです。
と同時に、ここまで難しいことを考えなくても、「高校生くらいに1ヶ月とか海外で同い年と一緒に過ごす」「交換留学」「語学留学」「多国籍キャンプ」とか、是非出向いて欲しいです。
遠い、テレビの中の人、外国人って感じの人々が、一緒に過ごしてみると、一緒に笑ったり泣いたりして、共通なことも多いことに気づく。
違う点もあったり、自分に取ってあたり前が実は世界では全然当たり前じゃなかったり。
自分には思いつかなかったことをサラッとこなすスゲー奴に出会ったりする。
何しろ、お友達ができるってことは、想像力が働くってこと。
人生豊かになるし、世界が平和になると思います。

先日、ロンドンの街角で、4人の高校生くらいの男の子たちを見かけました。
おそらくスペイン人、中国人、中近東人、西アフリカ人。
おそらく、彼らは語学研修にそれぞれの国からやってきて、研修の合間に街に級友と探検に出たって設定。
片言で誰かが話す。片言で誰かが答える。片言で誰かがもう一回言ってとお願いする。片言で誰かが解説を加える。そんな光景でした。
こういう「伝えたい」「お友達に伝えたい」「お友達を知りたい」って強い思いと、それにつられて言葉が磨かれていく感じ。素敵だと思う。
皆で一緒に過ごした時間やそこで受けた刺激は、それぞれ帰国後も続いて、想像力につながるね。

そんなこんなで、すべての人に何かのきっかけに異文化経験をして欲しいし、世界のいろんな場所にお友達を作って欲しいと思う。
若い時に行くのもよし、専門性が定まってから行くのもよし。是非!