出版社からある日ひょこっとメール。
質的研究の教科書に一章書いていただけませんかという内容。
「うちで出版しませんか?」「講師に来ませんか?」というメールは各国からちょいちょいあり↓、警戒しながら読みました。
メールには、私の論文と私を推薦してくれた先生の名前が記載されていました。
私が質的研究で大変お世話になっている、すごい偉い先生です!
大変嬉しく思い、ご挨拶と依頼の意図をお尋ねのために、この偉い先生にメールをいたしました。
大変丁寧なお返事があり、意図も理解し、光栄な思いで、出版社からの依頼をお受けすることとし、出版社にお引き受けのお返事メールをしました。
質的研究は私は大好きでして、ぜひ多くの人に取り組んでもらいたいと思っています。
特に、「声なき人に声を与える」ツールとしてフル活用してもらいたいです。
そんな熱い思いと、それを具体化するための私が知る限りの方法を詰め込んで記載しました。
締切にもゆとりがあり、ユーったり取り組んでおりました。
しかし、私にはかつての集中力と持久力と切り替え力などがないことに途中で気づきました。
通勤中に執筆、できない!
外来の合間に執筆、できない!
外来後に執筆、できない!
晩御飯後に執筆、できない!
頭の片隅に置いておくこと、できない!
やらないとな〜って考えながら、別のことをしてしまったり。
は!と気づくと、時間が経っていたり。
全体像を見通す力も落ちた気がします。
細切れに切って、一個ずつしかできない。
加齢?
書くというスタイルが日常でなくなっているから?
締切が迫ってくるに従って、苦しみながら書きました。
最後は牝馬ちゃんとの時間を諦めたりしながら。涙
以前のメリハリとれて配分できてた頃に自分に戻りたい。
PhDで書くのに没頭できない時はこういうの↓やっていたな、そういえば。
wordでバーって打って、印刷して赤ペン入れて、また打ち直して、word上で修正して、印刷して赤ペン入れて、また打ち直してってやり方が、私は結構気に入っています。
wordで完結できれば、早いし、環境にも良さそうにも思うのですが、「紙を読んで朱を入れて」ってステップが入ると形になっている感じがあり、文章も読みやすくなります。
今回は下記の音楽を流しながらやると集中できる感じでした。
とりあえず提出いたしましたので、フォーマットされて、編集の方のコメントがある段階と、推薦くださった先生もしくは別のどなたかのピアレビュー的なコメントがこれからあると思います。
着々と進んで無事出版となりますように。(来年春予定かな?)
他の最近の取り組みでは、日本の精神医療サービスを国際誌に紹介する論文が一つpublishされました。
もう一個同様の文章の記載が進んでいて、second authorしてますが、あれは今どうなっているんだろう?
下記関連で二つレビュー的な論文(日本語)を書くような書かないような話になっています。
書くか書かないかは、多分、私次第。。。
書き始めましょう。