ジュブゼン開発秘話⑦
次男の一言が、
専用注入器を生んだ。
ジュブゼンの治療方法が見えてきた一方で、
ジン・セフン院長には、まだ大きな課題が残っていました。
それは、
「ガスとヒアルロン酸を、どうやって正確に注入するのか。」
という問題です。
ジュブゼンでは、
ガスとヒアルロン酸を同じ場所へ
順番に注入する必要があります。
しかし、ガスと液体では性質が異なるため、
通常の注射器では思うようにコントロールすることができませんでした。
何度作っても、うまくいかない。
※こちらはAIが作成したイメージ画像です。
実際の注射器とは形状・構造が異なります。
院長はまず、
2本の注射器を使って、
ガスとヒアルロン酸を交互に注入する方法を考えました。
自らさまざまな器具を作り、何度も試してみました。
しかし、
ガスの量を一定に保つことができない
ヒアルロン酸が逆流してしまう
ガスと液体をうまく交互に注入できない
注射器をそれぞれ操作しなければならない
など、次々と問題が出てきました。
そこで院長は、
さらに器具の先端にさまざまなバルブを取り付けて試します。
それでも、思うような結果にはなりません。
専門家に相談しても、
答えが見つからない。
一人で解決することが難しいと考えた院長は、
物理学の教授やバルブメーカーの研究員、
ガス会社の研究者、KAISTのガス関連技術者など、
さまざまな専門家にも相談しました。
しかし、なかなか理想どおりの仕組みを作ることができません。
治療方法そのものは見えている。
でも、それを実際の施術として実現するための
「器具」が完成しない。
院長は何度も試作と失敗を繰り返しながら、
解決策を探し続けました。
そんな時、思いがけないアイデアが
研究を続ける院長の姿を、
いつもそばで見守っていた次男。
ある日、次男がふと、
「チェックバルブを使えばいいんじゃない?」
とアイデアを出しました。
チェックバルブとは、
一方向にだけ流れを通し、
逆方向への流れを防ぐ仕組みです。

院長はそのアイデアに可能性を感じ、
さっそく小型のチェックバルブを購入。
これまで考案してきた注射器に組み込んで、
試作品を作りました。
そして、実際に試してみると――
これまで解決できなかった問題が、見事に解決したのです
ガスを送り込むときにはガスを通し、
反対方向への逆流を防ぐ。
そして、ピストンを動かしたときには
必要な方向へだけ液体を送り出す。
これによって、ガスとヒアルロン酸を順番に
、安定して注入するための仕組みが実現しました。
ジュブゼン専用注入器の誕生
何度も失敗を繰り返していた開発が、
たった一つのアイデアによって大きく前進した瞬間でした。
院長はこの試作品が思いどおりに機能したことに、
大きな喜びを感じたといいます。
そして、この注入器の発明・特許取得においては、
次男の「チェックバルブを使ってみたら?」
というアイデアが大きな役割を果たしました。
現在も院長は、この時の次男のアイデアに感謝しています。
治療方法だけでは、ジュブゼンは完成しませんでした。
「治療を実現するための道具」まで自ら作り上げたこと。
それもまた、ジュブゼン開発の大きな一歩となったのです。
~次回予告~
専用注入器が完成した。
しかし、院長はまだ患者様に使用することを決めませんでした。
「本当に、この方法で真皮は再生するのか。」
その答えを確かめるため、院長は再び自らの身体を使って検証します。
【ジュブゼン開発秘話⑧】
「本当に真皮は再生するのか。自らの腕で確かめた。」
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