75代女性、高血圧と高脂血症にて治療中です。
前回採血をしたので、その結果をお伝えすることから診察が始まりました。
「貧血も問題ないし、栄養状況も大丈夫。腎臓の機能もあと60年は使えるって言ってるわ。」
「60年も生きていられません。」
「それはそうかもね。」
「コレステロールも悪玉が256あったのが、90まで下がっているね。」
「そんなに下がっているの?」
「うん、それでいて、肝臓とかにも無理がかかっているわけじゃないし、十分大丈夫だね。」
「卵とか、コレステロールが多そうなものを控えていたし、よかったです。」
「そうなんだ、薬のんでいるんだから、好きなもの食べたらいいんじゃないかな。」
「そうなんですか?」
「うん、コレステロールは動物の細胞に必要なものだから、一生懸命に食事で控えても、自分の身体で作り出しちゃうんです。それに薬の性能もとっても良いから、好きなものを食べても大丈夫だと思いますよ。」
「はいわかりました。」
血液中のコレステロール値と食べた物に含まれているコレステロールの値はそれほど大きな関連がないことがわかっています。
また、コレステロールを下げる薬はもう歴史も長くなり、効果も安全性も十分に保証されていると考えています。
ですから、せっかくコレステロールの薬をのむ選択をしたのでしたら、食事はあまり気にしないで楽しむのが良いと思っています。