60代女性、高血圧にて治療中です。治療期間も10年以上になってきました。

 

「体調はどうですか?」

「特に問題ないです。」

「そうですか、それでは血圧手帳を見せていただこうかな?」

「はい、どうぞ。」

手帳を見ると、血圧はほぼ140以下になっています。

「非常に良いですね。この赤字で書いてあるところは130以上の時なんですね。」

「はい、そうです。その時には追加でもう一つ薬、バルサルタンだったかをのんでいます。」

「なるほど、これならわかりやすいですね。それでは血圧を測ってみましょう。」

「お願いします。」

「今日は136/70でした。」

「いいですね! あ、私が言っちゃダメか。」

「あははは、いいですよ。だって誰がみたって数字はおんなじですよ。」

 

血圧治療の利点としては、自宅血圧計の精度も問題ないことが多いので、

誰でも今の自分の血圧を把握することができることだと思います。

ですから、その数字の意味を医師と共有しておけば、すぐに治療の微調整ができることになります。

この方のように、高い時に薬を追加する。低い時には薬を減らすやり方さえ共有しておけば、安全に質の高い治療を維持できると考えています。