80代女性、高血圧、高脂血症で治療中です。血圧が少し低めになっているようなので、薬を減らすことにしました。
「それでは、朝の薬を一つ減らすことにしますね。」
「よかったです。朝の薬が11個もあるんです。」
「ん?そうなんですか?。」
「はい。」
確かめてみると、整形外科などの薬が他にもいろいろとあるようです。
「朝は、10個に減るんですが、それでも大変ですね。私が出す薬は3つになるのですが、どれも夜にのんでも効果は変わらないと思いますよ。夜にしちゃいましょうかね。」
「はい、助かります。」
たくさんの薬をのんでいることはポリファーマシーと呼ばれて、現在の医療の一つの問題になっています。
ポリファーマシーの最大の問題は、薬同士の相互作用がどのように起こるかを判断しにくいことですが、物理的に数が多すぎてのむのが大変というのも見逃せない問題かと思います。
医者と患者でできるだけ必要な薬以外は定期的にのまないようにすることも大切ですが、薬をのむ時間を変えることで、多少負荷は減らせるとも思います。