日本語がきれいだと言われることがある。
う~ん、どうなんだろう。。。
国語は得意ではなかったけどなぁ。
ブログの文章だって、結構直しながら、それなりの時間をかけて書いているんですよ。
本当に文才のある人って、正しいだけではなく美しい文章をすらすら書けるんだと思う。
自分の文章は、ただ文法的に大きく間違っていないだけだろう。

しかし、周りを見渡すと、正しい日本語を書ける人って案外少ない。

最近、他科依頼手術の窓口になっているため、他科の研修医が書いた依頼メールがよく届くのだが、これが一様にひどすぎる。
どうひどいかというと。。。

1:自分や自分の上司に敬語を使う。
例:当科の~先生ご意見お聞きしたところ、「~」とおっしゃっておられました
正:当科の~は「~」と申しておりました。

2:こちらに敬語を使わない。
例:~術を予定していますので、できたら~で再建をお願いします
正:~術を予定しておりますので、よろしければ~による再建をお願い申し上げます。

30前後の大人がかっこ悪いぜ!。。。と言いたいが、自分の部下ではないので言わない。
一般社会だったら抹殺(もしくは修正)されていると思うんだけどなぁ。

中学1年生の剣道部の夏合宿で、OB部屋の布団を敷きに行った際に、
「お前布団敷くの下手だなぁ。普段自分の布団どうしてんだ?」
とOBに聞かれた同級生が
「ん?そのまんま。」
とタメ口で答え半殺しにされたのを見て震え上がった記憶があるが、今思えば必要な経験だったのかなぁ。(因みにその同級生は合宿後すぐやめた。)

昨日のブログでは否定してしまったが、最低限の接遇教育のようなものが必要なのだろうか?


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