初めて、君と会ったのはツイスターズ2006小牧大会でしたね。
みはらさとしさんと兄弟のように仲良くしていた姿、そして小牧の居酒屋でバルーンについて熱く語っていた姿が印象に残っております。
僕はこれから君と逢えないということが信じられず、信じたくないので今はまだ「横浜でまた会おう」という言葉しか出てこなかったりします。
まなさんと言えば「まことちゃん」という風船と愛で出来たドールを皆さんは思い浮かべるでしょう。
不思議なことに、僕はまなさんとツイスターズで何度も会ったわりに「まことちゃん」の作り方を知らなかったりします。
何度も、作り方を聞く機会はあったし、実際に作り方をレクチャーをしている場面にも遭遇したりしているのですけどね。
今、思うとその理由は僕の嫉妬心だったのでしょう。
多分、僕は自分のオリジナリティを守ろうとしていたのだろうと思います。
それがどんなに優れた作品であろうと、模倣することによって自分らしさを失う、そんな強烈なオリジナリティがある作品があったりしますが、まなさんの「まことちゃん」はまさにそういう作品でした。
だから、僕はドールを作る時は、出来るだけまなさんから離れた作品を作ろうとしました。
写真の天使がまさにそのよい例だったりします。まなさんぽいけど、全然違うという作品。
そう言えば、何時だったかバルーンおやじさんとRioさんと話していた時に、ふとした折に、「まことちゃんはまなさんしか作れないよね」とバルーンおやじさんが言ったことがありました。
それは、多分、僕と同様バルーンおやじさんもまなさんのオリジナリティに大いに嫉妬した言葉だったのではと思っています。そして、バルーンおやじさんを大いに尊敬する僕としては、その言葉にまた嫉妬していたりもしたのでした。
そんな感じで、まなさんと僕とはバルーンに関してはすごく不思議な距離感を保った感じでの仲だったりします。
そんな僕が、これから出来ることは「まなさんとの縁を守り、そしてつないでいく」それだけなのだろうと思います。そしてそれは多分、そのまま日本のツイストバルーンの歴史につながっていくと思ったりしています。それが大げさな表現でないことは日本中のツイスターの皆さんが御存じです。
多分、あれだけ愛に満ち溢れたバルーン作品を作る人は今後、現れることはないでしょう。そして、風船で作られた女の子を見るたび、大勢の人が「まなさんとまことちゃん」を思い出すことは間違いないと思うのです。
僕はそれに嫉妬しつつ「まなさんて凄いよね」と皆と言い合い、語る、それが一番まなさんが喜んでくれるんじゃないかなどと思っております。
最後に不思議なことに、まなさんが旅立った日、とそれほど遠くない日にちに、僕が大好きなバンドのメンバーが早逝したのですが、そのバンドの曲を送りたいと思います。
グッバイ
色の違う空を見上げて過ごそう
グッバイ
そしていつもの偶然で出会うよ、Hello!
グッバイ
空回りする夢でも見れるなら
グッバイ
光避けるように目を伏せるだろう
『グッバイ』,advantage Lucy
そう、いつかまた出会うはずだよね、まなさん。
