個人的に「バルーン教室」ってかなり難しいと思います。


 「バルーン教室の難しさ」ってその多くが継続的なものでなく(継続的なものがあるのは承知してます)、初心者用の「バルーンアート体験」というのがほとんどだからろうな、と思います。 

 「子供にウケがよく、イベント性がある」という意味で「バルーン教室」の依頼は僕のところにもあります。(サービス業のため、都合があわず大抵お断りしてますが)

 でも、それを入り口としてバルーンを本格的に始めようとする人、あるいは子供たちってどれくらいいるのでしょう?

 「犬なら作ることができる。お花なら作ることができる」という人は大抵は「犬が作れればいい、お花が作れればいい」という人がほとんどです。

 その次の一歩を踏み出すための魔法をバルーン教室で与えられることは、簡単なことじゃないと思うわけです。


 バルーンを本格的に始めるキッカケはバルーン教室が最良ではないような気がします。

 個人的に好きなのはバルーンピクシー さんのエピソードで、たまたま遊びにいって見た風船芸人さんがプードルの尻尾に息を吹きかけたら風船が膨らんだのにビックリしてその秘密を知りたくてバルーンの世界に足を踏み入れたというエピソード。


 Rio さんの小学校バザーで風船をやりたくて、近所の風船芸人に聞きにいったら、それがバルーンおやじさんだったというエピソードも神話がかってますが。

 たぶん、キッカケなんてのはどこにでもあるわけです。

 僕だって、もともとのキッカケは職場の遊園地にバルーン芸人を呼ぶと値段が高いからという理由でしたし、バルーン教室なんで行かずに、教則本で独学でしたしね。


 で、「バルーン教室」ですが、結局一過性のもので終わる虚しさがあり、それが難しさを感じさせるのでしょうね。もっとバルーンって深いものなのに1回でそれを伝えるには難しく、そして自分のバルーンに対する愛情の熱を相手に伝えられないというもどかしさ。


 まぁ、とは言え学校の授業で音楽をずっと習ったからと言って皆が歌手になるか、歌手を目指すというわけでもないのですけどね。それどころかピアノ教室に行っても、その皆が音楽関係の仕事につくわけでもないし、それらの間口の広さからすればバルーン教室なんてとるにたらないほどの規模なわけでして。


 あ、でも「ちょっとカラオケでも」の代わりに「ちょっとバルーンでも」なんて世の中になったら、それはたのしそーだ。