今日はバルーンアートの中級者の方がかかりやすい(僕もなりました)”コピー症候群”について。


 僕が風船をひねり始めたのは、おそらく8年位前のことです。
 その頃にはインターネットもそれほど普及しておらず、一部の入門書があったくらいでした。(マービン・ハーディー氏の本は出ていたか)

 その頃はそれらの数少ない情報を元に真似をして作品をつくってました。そして、それだけで自分はバルーンをマスターしたといい気になっていたのです。

 種類にしておそらく30種類くらい、それもほとんどがワンバルーン。それだけでバルーンアーティストとして最先端にいると勘違いしていたのです。

  これが僕のかかったコピーシンドロームです。

 ところがある日バルーンおやじさんやら、syanさんやらのホームページに出会いカルチャーショックを受け、バルーンの世界ってこんなに自由なんだと思い、自分もこんな作品を作ってみたいと思い、自分なりのオリジナル作品を生み出すようになることで、自分のオリジナルの面白さが分かってきます。

 このようなことで僕はコピー症候群から脱し、自分の作品というものを作るようになりました。


 と、数年前までのコピー症候群はこのような形でした。ところが現在においては少し、傾向が変わっているようです。


 現在においては風船のホームページや本が充実しているため、それらを真似するだけで何百種類ものレパートリーが増えることとなります。
 しかし、それらはまるで作風が違うため、ただ真似してつくるだけでは、自分の作風が混雑してまるで訳の分からないものとなってしますのです。

 

 これが現代のコピーシンドローム。


 そもそも自分のオリジナリティはどこに?ってやつですね。
 
 他の方の作品を真似するのは悪い事じゃないです(じゃなければ本なんか出版されているはずがないです。)
 ただ、永くひねっていると、自分にあったひねり方と言うのが分かってくるのですよ。


 で、他の方の作品を模作していて、「これは自分にあってない作品」と思っても、それを忠実にコピーしなければいけないということはないのでは?と思うのです。

 
 「コピーシンドローム」の方は何としてでも同じようにひねらなくちゃいけないと思ってますが、僕個人は別に完全に模倣しなくても自分の好きなひねり方で作ればいいと思っております


 そのような自由さがバルーンにはあると思っております。

 そんなフリーダムな楽しさを伝えていきたいなと思います。