関係会社に務めている、私より数年年上の日本人の女性が、この間、
「やはり年をとったら日本に帰りたい。」
とつぶやいていたので、ふと思ったのだが、
わたしは老後はどこで暮らそうか、なんて考えたことがない。
やはり、アメリカになるのかなあ、それともスペイン、コスタリカ、ひょっとして日本?
日本に戻ることはなんとなくありえない気がする。
だって私はもう日本には住めないからだになってしまったから。
実は今まで3度ほど、日本で就職するチャンスがあった。一度目は、30そこそこのときあの、GEからお声がかかった。アメリカでの仕事が面白くなりかけてきたので、これはお断りした。
2回目はスウェーデンからアメリカに戻ってくるとき。これもGEに告ぐ電機メーカーで駐在として郊外に3年ほどいかないかという、(住宅費、生活費もち)とってもおいしいお話だったのだが、3年後にはアメリカに戻ってこれるように約束をしてほしい、といったら、それはだめ。とのことで、泣く泣くお断りした。
最後は2年前、某商社の本社に中途でどうだ、というお話。とてもありがたかったのだが、やはりアメリカを捨て切れなくて、お断り。
なんで日本に帰れないか?まず。
買える洋服サイズがない。 ただでさえ大きな体が近年もっと大きくなってしまったので、日本で洋服が変えるかどうか心配。おまけに、なぜだか足のサイズまで大きくなってしまった。昔は23.5とかはいていたのに、多分いまでは24.5くらいになっている。
電車に乗れない。もう、十何年も電車通勤していない。出張で戻ったときに、ラッシュアワーに電車にのってホテルから会社まで通勤したことがあるが、5日間やったらもうたくさん。冬ならまだしも、夏に汗べっとりのおっさんとカラダをぴたりとあわせて電車通勤なんて絶対無理。今なんか車通勤でドアツードアで8分ですよ。こんなの絶対日本ではありえない。
家が小さすぎる。金持ちだったらともかく、日本で大きな家を買うことは不可能に近い。おまけに私はちらけ屋なので小さい家では生きていけない。日本で働いているときも、えらそうに2DKに一人で住んでいた。別にお金に余裕があったわけでもないが、スペースがないと足の踏み場がなくなるというのが第一の理由だった。おまけに日本の家って天井が低いでしょ、だめ、生きていけない。
日本語がめちゃくちゃ。ブログを読んでくださっている方はとっくに気づいていると思うが、私の日本語はめちゃくちゃです。一応日本文学選考したんですけどね、教授が泣くわ。とっても有名なゼミの先生だったのに。まあ、暮らしているうちに記憶は戻ってくるとは思うけど。
言いたいことがいえなくなる。日本に帰ったらこんなに思ってること言いたい放題いえなくなっちゃう。きっとすぐ村八分になりそう。
というわけでえ、ちょっと考えちゃってるわけです。長期海外滞在組の皆様、どうなさいます?