皆さん、あのジュリアロバーツとスーザン・サランドンのStep Momという映画をご覧になったことがありますか?ジュリアロバーツが継子にいびられまくるという、あれ。鑑賞後、子連れの再婚はやはり難しいんだなー、とつくづく考えさせられました。

私のパートナー(彼のステータスは、恋人・婚約者・同居人・友達と日替わりしている)には10歳の養女がいる。 パートナーが10年前に前妻と韓国から養女として引き取ったわけだが、生後たった6ヶ月でアメリカに来たため、韓国語は全然わからないし、生みの親もわからない。引き取られた家は100%白人家庭(アイリッシュ・ジャーマン)で、通っている学校も99%が白人の生徒。近所でも東洋人は滅多に見かけないという環境で育ってきている。話す言葉も当然のことながら英語だが、彼女を見ていて、つくづく韓国人の遺伝子はすごい思う。

とにかく辛いものが好き。何でもタバスコか唐辛子をかけて食べる。もちろん、彼女を育てている家族には辛い物好きはいない。これは今に始まったことではなく、随分小さい頃からそうらしい。私が、初めて会ったのは、彼女が7歳のときだった。大好きだというから、おすし(またアメリカ育ちですしが好きな子供、というのもすごい)を食べに連れて行ったのだが、職人さんが気を使って、子供向けにわさび抜きのスシをだしたら、「あんた、私のこと子供だと思ってなめんのか?ワサビはどうしたのさ」と職人さんに食って掛かって、あわてて仲裁に入った。彼女はやたら喧嘩っ早い。

胡瓜が大好きで、とにかくなんにでも入れる。やめてよ、私がせっかく作ったトマトベージルスープにいれて、電子レンジで温めなおすのおー。胡瓜は料理しちゃだめなのー。私の頭の中で理解できないのよ、その味の組み合わせ。

極めつけ。 朝食は決まってトースト。いえ、普通のトーストではないですよ、勿論。バターをたっぷり縫ったトーストに(ここまでは普通)にんにくパウダーを山ほど振り掛けて食べる。よく、朝からよくそんなもん、食うなあ。くさいのなんの。10歳の女の子の食い物ではない。きゃー、息かけないで~!

完全な白人のパートナーと、私と彼女の三人で買い物に行くと、必ず私は彼女の産みの母と間違えられる。わきの下にすむアメリカ人に所詮、東洋人の区別がつくわけがなく、いつも「カワイイお嬢さんねー」といわれるのだが、どうも似ても似つかないたれ目の私(完全な狸顔)と吊り目のこの子(完全な狐顔)の二人が実の親子に見えるらしい。 そういわれて、黙って微笑んでいればかわいいのに、このガキは

「She is not my mom.  My mom is white, and this woman is Japanese, and believe or not, I am Korean)(彼女は私の母親じゃないもん。私のお母さんは白人なの。この人は日本人。それで、信じられないかもしれないけど、私は韓国人なのよ。)

勝手にして。かわいくないガキ。自分で払えよな、自分のお菓子代。と心の中で思いつつも、

「Isn‘t she a doll?」(彼女かわいいでしょ?)とにっこり微笑む私。

恐るべしは韓国人の遺伝子。