一橋大学におけるインキュベート計画① | 一橋大学起業部

一橋大学におけるインキュベート計画①

こんばんは

日曜日担当の野村です


今日は先日私の個人的に運営しているブログでも紹介した現在、一橋大学起業部が推進している一橋大学インキュベート計画についてお話します


しかく背景、問題点


まず計画の背景にあるのは、一橋大学における起業に対する関心の低さです


未だ大企業に行けば安定という感覚が根強く残っており、就職前提でじゃぁどこの企業に行くという選択になっている。そこに、創業という選択肢は考慮されていない場合がほとんどです


このような大学の風潮は、一橋大学が謳う「Captain of Industry」の精神「実学の大学」という文句から活発な、ビジネスの活動を期待して入学した、少数の起業家精神を持った新入生の起業に対するモチベーションを削ぐことになります


$一橋大学起業部

※スライド1


しかく起業部の役割


このような背景における、一橋大学起業部の役割は一言でまとめるのであれば、”起業に関心のある学生に対するプラットフォームの提供”です


役割に関しては以下のスライド見て頂ければおおまかにわかっていただけると思います

起業を考えている学生に対して、情報や人を紹介するという役割が一つ
また、このようなエネルギーを持った学生は、そのエネルギーを利用してうまく騙そうとする人が存在するので、そのような人から守る役割もあります


他にも役割が考えられますが、おおまかには上に挙げた点です

$一橋大学起業部

※スライド2

しかくこの計画における5つの解決策

この計画の達成のためには以下のことが必要です

$一橋大学起業部

※スライド3

□インキュベート施設の建設

早稲田大学には、すでに完成されたモデルがあります。大学がビジネスコンテストを開催し、そこで優秀なプランを持った学生を見つけ、インキュベートオフィス(インターネットも)を一定期間無償で貸すという仕組みです。

ここから、株式会社リブセンスさんのような有名な起業も輩出されているのです

こにモデルを参考に、一橋大学でもインキュベートオフィスを建造し、如水会(一橋大学のOB・OG会の名称)あるいは、大学主催でビジネスコンテストを開催、良いプランを出した学生は、オフィスに入ってもらうという仕組みを作ります。

□一起会の組織

一起会(起業部OB・OGおよび、一橋卒の経営者で構成される組織)を組織する。この計画を遂行するため、起業部OB・OGおよび、一橋卒の経営者の方にご協力をお願いする。

□一橋大学ベンチャー基金

この仕組みから生まれた、起業家を支援するためにベンチャー基金を創ります。如水会、一起会、大学、一般から出資を募ります。

□ベンチャーに特化したインターン情報紹介

現在のインターンに対する考え方として、就職を有利に進めるための手段としてのインターンが根強く残っております。ベンチャーの生の現場を体感する、0から1が生まれる瞬間を見るといった、これまでの考え方とは別の視点から、インターンを紹介して行きたいにです。

そもそも、インターンとはどのようなものか知らない、よくわからない方にご説明するということもやって行きたいです。

□各組織の有機的な連携

上記のような解決を潤滑に行うためには、各組織の有機的なつながりが必要不可欠であると考えます。各組織を結ぶ窓口としての役割を起業部が果たします。




以上が、この「一橋大学におけるインキュベート計画」の紹介です。
これまで、同じことを思いついて達成を見ないまま頓挫した計画は数多くありそうですが、起業部で団結し遂行したいと思います。

すでに、個人的に動いて下さっている社長さん方がいらっしゃって、そのような方々との連携も進んでおります。


まだ、今後さまざまなフィードバックを受け、計画は調整されていくとは思いますが基本軸は変わりません。

計画にご賛同いただける方は、是非ともご協力お願い致します。


それでは、本日はこのあたりで失礼いたします。
次の担当は、火曜日福田です。