実践的なテクニックの紹介です。

信号待ちなどで止まっている時に、前にほかの車がいる時の話。

赤信号なんだから止まっていればいいのに、何故か車間距離をちまちまと詰める車ってよくいます。
しかし、この車につられて自分まで動いてしまうと、発進のための燃料を使ってしまうので燃費が悪化します。
オートマの場合はブレーキはなすだけで前に進むので燃料使ってないように思いますが、車のコンピューターがブレーキをはなしたのを検知してますから、やっぱり燃料は使われます。

1メートルや2メートル進んでも何の意味もないですからどっしり構えていましょうね。

渋滞している時も同じでちまちまと動いてしまうとそれだけ燃費は悪化します。

動くなら動く、止まるなら止まる、人生メリハリが大切です
「摩擦力」って中学とかで習いましたよね。

摩擦には、大きく分けて下の2種類あります。

・静止摩擦
・動摩擦

重めの箱が床においてあったとしましょう。
横から押して、動き出すまでは結構力がいるんですが、1回動き出すと意外と少ない力で動かし続けることができます。
荷物をいっぱいにしたスーパーのショッピングカートなんかもおんなじですね。

止まっている状態には静止摩擦、動いているものには動摩擦が働くわけです。
そして、動摩擦よりも静止摩擦のほうが大きくなります。

車も一緒で、止まっている状態から動き始めるまでは、静止摩擦が働いているので、かなり大きな力でないと動かせません。

大きな力が要る=燃料もいる

ってわけです。

エコドライブをする上で重要な点はまさにここで、

「可能な限り止らない」


ってことを基本に考えていきます。
信号無視しろってわけじゃないですよ~
最大燃費は車に乗らないこと

燃費燃費って、車なんて必要ないじゃん!
エコドライブなんて偽善だよ。

車に乗らない人はそういいます。

でもね、都車がないと生活できなくなっちゃう人だっているんですよ。

ネットで通販して、届けてもらった商品だって、車で宅配してもらってるでしょ?
スーパーで買った、コンビニで買った商品だって、トラックが店まで配達してるんですよ。
自転車に乗っているからエコだって言う人だって、その自転車は、お店までどうやって運ばれてきたのか?まったく考えてないですよね。

まだまだガソリンには頼らないといけない時代なんで、エコドライブがんばって生きたいと思います。

ちなみに私は、サーキットをガンガンに走ってる環境ぶち壊し派ですが、その分だけ普段気をつけてエコしてる・・・つもりです(笑)

前置きは、今回までにして、次回からは具体的なエコドライブのテクニック紹介に入ります。