- 西條 奈加
- 金春屋ゴメス
-あらすじ-
21世紀初頭に日本に誕生し、30年前に独立国家を宣言した江戸。
専制君主と鎖国という特殊性により海外からは認められていないが、
日本からは国としての扱いを受けている。
入国するための競争率は300倍。
そんな江戸から辰次郎は入国を許可され・・・
設定がとてもユニークで、始めから惹きこまれた。
時代ものはあまり読まないのに、読み始めたら止まらない。
上手く言えないが、普段時代小説を読むときは
自分の頭をその時代に切り替えて読まなければいけないが、
この作品では現代の知識が設定として含まれるので
その必要がないせいかもしれない。
江戸弁がいいリズムを作っていて、
1つ1つの言葉が身体にすっと入ってくる感じ。
図書館で借りたのだが、買ってもよかったかなと思えるほど
面白かった。