原油安やウクライナ情勢の欧米諸国の経済制裁などが理由にあげられるが
最近は金利政策の失敗などで中銀への不信感が大きく影響しているとの見方もある
初回となる今回の記事では、原油安がもたらす世界経済への影響について考えてみたいと思う
■原油安が、金融市場を揺らしている現状
石油の下落が背中押されやすい状況。世界需要の縮小
進行経済がもろく、アメリカだけで支えている
ルーブルがドルの半分。これは98年以来の暴落といえる。
■98年にロシアはデフォルトしていた。
98年のロシアの通貨危機とは違って、対外債務が今回少ないということだ。
原油が高いときに債務不履行は
ロシアは原油安によわいと自分達で言っていただけあり
原油がロシア経済そのものなのだ
■原油とシェールガスのバランス、アメリカへの影響
ロシアの原油安に比例して影響しているシェールガス・オイル。
そもそもアメリカのシェールガスの需要は原油高によるもの。
原油価格との対比で原油が安くなるとその需要が失われることになる。
米紙では"逆オイルショック"と見出されている。
本来オイルショックとは原油が高騰して大変なことになるということを指すが
逆に原油価格が下がることでシェールガスの重要がなくなってしまうことで経済危機が起きている
そもそも原油が安いからシェールガスがペイされていた仕組みが破綻したのを
逆オイルショックと警笛を鳴らしているというわけだ。
■原油国の戦略か
サウジアラビアなど産油国からすれば、シェールガスつぶしという長期的な戦略なのかもしれない
商売敵であるアメリカのシェールガス企業をつぶすことで原油のビジネスが長続きする結果になる
1バレル/80ドルほどあればシェールガスにもペイするとのことだが、この原油安では話にならないというのが現状だ
■日本への影響は
ロシアが通貨暴落となるとドルが買われるが、
それ以上に日本円があがる。円高になると株価が下がる
世界の情勢で株価がおちてしまうのだ。
まさに国内経済が日本の為替レートに左右される現状にあり、
ロシア危機に国内の経済運営の指標の大部分を揺さぶられている
経済政策はこれまでよりも国内の消費に目を向けるべきだと筆者は考える
ルーブルに対するドルの推移
上に上がるほどルーブル安を表している
ロシア国営大手のロスネフチは最近、多額の社債を発行しており
管理資金を国外通貨に置き換えるのではという懸念もされている
米大統領経済諮問委員会(CEA)のファーマン委員長は16日の記者会見で、通貨ルーブルが急落したロシアについて「非常に深刻な事態に直面しているが、(ロシアが)国際ルールに従わなかったため、自ら招いた結果だ」と述べた。
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