2020プロ麻雀Mリーグ。5月18日にファイナルシリーズが終了し、全日程が終了しました。

 

 

 

 

まず、ファイナルシリーズが始まった時点でのポイント。

 

 

◇ファイナルシリーズ開始時ポイント◇

1位 渋谷ABEMAS +268.5.
2位 KADOKAWAサクラナイツ +147.3.
3位 赤坂ドリブンズ +13.3.
4位 EX風林火山 ▲41.4.

 

 

 

これが、10/12試合 (2021.5/17) 終了時点では。。

 

 

◇ファイナルシリーズ10試合目ポイント◇

1位 EX風林火山 +164.3
2位 KADOKAWAサクラナイツ +162.8
3位 渋谷ABEMAS +147.4
4位 赤坂ドリブンズ ▲86.8.

 

 

なんと、当初あった渋谷ABEMASとの309.9pt差をEX風林火山が10試合で逆転。

 

 

そして最終日の2試合を終えた結果。。

 

 

 

◇ファイナルシリーズ12試合目ポイント(最終)◇

1位 EX風林火山 +242.3
2位 KADOKAWAサクラナイツ +103.4
3位 渋谷ABEMAS +101.7
4位 赤坂ドリブンズ ▲59.7

 

 

EX風林火山が更にポイント差を広げ、ダントツトップで終了!!

 

 

渋谷ABEMASに対してまくり返した総ポイント差、なんと450.5pt!!!

 

 

しかもこれで、Mリーグ創設3シーズン連続ファイナル開始時最下位チームの優勝です。

 

 

来季以降も、レギュラーシーズンはただの予選通過位を狙うゲームとなりそうですね。

 

 

 

 

まあ300ptとか400ptというと非常に大きな差と感じますが、Mリーグはウマ10-30です。

 

 

トップラスを決めれば100pt以上の差が返るので、全然諦める数字ではなかったですね。

 

 

何より、麻雀とはそういうゲームだということです。

 

 

どれだけ自身を極めても、レベルが揃えば運に命運を左右されるゲーム、それが麻雀。

 

 

 

 

EX風林火山さん、おめでとうございました。すごく面白いファイナルでした。

 

 

ただ、個人的にはファイナル最終日は、もっと他のことに興味を持って観ていました。

 

 

それは、最終日の2戦に、優勝賞金5000万円という大金が懸かっていたこと!

 

 

Mリーグって、賭けない健全な麻雀を標榜して2018年に設立されました。

 

 

それが奇しくも今回、最後の2戦が5000万円の獲得を争う大勝負に。

 

 

Mリーグはウマが10-30、実質的に最終日上位3チームはほぼ横一線の状態でした。

 

 

トップなら5000万円、2位は2000万円、3位は1000万円。

 

 

総額8000万円の麻雀勝負が、半荘2回に託される勝負の構図となったわけです。

 

 

こんなこと、平成はおろか、昭和の時代にもあまりなかった激アツ高レート麻雀ですよ。

 

 

まさに、リアルアカギ、リアルむこうぶち、桜井章一の「雀鬼」の世界!!!

 

 

 

 

改めて、麻雀はギャンブルゲーム、そしてその面白さを再認識させられました。

 

 

勘違いされたくありませんが、俺は健全な麻雀の推進派です。

 

 

ただ競技としての麻雀と、演出としての麻雀は、別物として存在し得ると思っています。

 

 

ギャンブルゲームとしての背景も、それはそれで麻雀なのかなと思っています。

 

 

そういう点で、今回の展開は痺れましたね。

 

 

昭和の時代の高レート麻雀も、こういう感覚だったんだろうなあと夢想しました。

 

 

そういった良き時代の背景とか、現代の麻雀が持つ可能性。

 

 

色々含め、楽しかったです。麻雀て、時代と共にすごく色を変えるなあ。